キャサリン妃がエリザベス女王の最期に立ち会えなかった理由が明らかに
イギリス王室のウィリアム皇太子の妻キャサリン妃が、昨年9月に亡くなったエリザベス女王の最期に立ち会えなかったのは義理の弟にあたるヘンリー王子の妻メーガン妃が理由だったという。
エリザベス女王が息を引き取ったときにそばにいたのは、長女のアン王女と長男のチャールズ国王だけで、あとから到着した次男のアンドルー王子と三男のエドワード王子、ウィリアム皇太子、ヘンリー王子は最期を看取ることはできなかったとも言われているが、チャールズ国王とエドワード王子は妻も一緒だったのに対して、ウィリアム皇太子の妻キャサリン妃とヘンリー王子の妻メーガン妃は女王がいたバルモラル城へは向かわず、それぞれ自宅または滞在先に残った。
当時、キャサリン妃がウィリアム皇太子と一緒にバルモラル城に行かなかったのは、新しい学校に通い始めたばかりの長男のジョージ王子と長女のシャーロット王女、次男のルイ王子のことを考えて決断したことだったと伝えられていたが、王室担当記者で『Our King Charles III: The Man and the Monarch Revealed(原題)』の著者でもあるロバート・ジョブソン氏は、ヘンリー王子がメーガン妃を連れてこないようにするために、チャールズ国王がキャサリン妃に“来ないでほしい”とお願いしたのだと英The Daily Telegraphに明かした。
「エリザベス女王の体調が懸念されるなか、ヘンリー王子はメーガン妃も同行させると主張しましたが、チャールズ国王は女王のそばにいることができるのは、子どもと孫だけだと言いました。本心では“メーガン妃は歓迎されていない”と言いたかったのでしょうが、ヘンリー王子にそれを言うことができなかったので、メーガン妃にとって公平になるように、自ら介入して、キャサリン妃に遠慮してほしいと頼んだのです」
キャサリン妃もチャールズ国王からお願いされたら断るわけにはいかないので、素直に受け入れたが、ジョブソン氏によると、キャサリン妃は「女王の最期の瞬間に立ち会いたいと切に願っていた」そうで、「それがキャサリン妃の心をむしばみ、メーガン妃に対する恨みを募らせることになった」と付け加えた。ちなみに、ジョブソン氏の主張について、米Insiderがケンジントン宮殿とヘンリー王子夫妻の代理人にコメントを求めたが、どちらも期日までに回答はなかったそう。(フロントロウ編集部)