コーチェラ・フェスティバルは“門限”を過ぎても撤収できなかった場合に罰金が発生するシステムだが、2023年のコーチェラ・フェスティバルでの罰金の合計は超高額だった。(フロントロウ編集部)

門限破りの末に発生した罰金は2,000万円超え

 アメリカ・カルフォルニア州インディオの砂漠地帯コーチェラ・ヴァレーで開催されるアメリカ最大級の音楽フェス、コーチェラ・フェスティバル。2023年はバッド・バニー、ブラックピンク、そしてフランク・オーシャンがヘッドライナーに起用されるも、フランクは1週目だけの出演となり、その穴をブリンク182とスクリレックス、フレッド・アゲイン、フォーテットが埋めた

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 そんなコーチェラ・フェスティバルには、“門限”があるのをご存知?

 Pitchforkによると、2013年にコーチェラ・フェスティバルの主催者であるゴールデンボイスは、会場があるカリフォルニア州インディオ市との間に“門限”を制定。金曜日と土曜日は午前1時まで、日曜日は午前0時までと門限が制定されており、5分すぎると1日あたり20,000ドル(約260万円)の罰金が科され、それ以降は1分ごとに1,000ドル(約13万円)が増えるという。

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 じつは今回コーチェラ・フェスティバルの1週目は、フェスが開催された3日とも“門限”を大幅に破っていたようで、その罰金はなんと約1,500万円(117,000ドル)だと米TMZが報じた。

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 1週目で大幅な門限破りが見られたため、その後2週目はどうにか門限を守ろうとしたようで、金曜日は2分オーバー、土曜日は門限破りなし、日曜日は約16分オーバーという結果に。結局罰金は払わなければいけないが、計約685万円(51,000ドル)で済んだよう。

 それにしても2週で2,000万円超えとは、巨大フェスは罰金の額も巨大だった。

(フロントロウ編集部)

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