※この記事には『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のネタバレが含まれます。
マリオの部屋にはファミコン世代に懐かしの任天堂ゲームが沢山
マリオの自室のシーンでは、部屋中に懐かしのファミコンソフト「ゴルフ」「テニス」「プロレス」「ベースボール」などのスポーツゲームや「アイスクライマー」のポスターらしきものが貼ってあるのが確認できる。マリオがプレイしているゲーム『Kid Icarus: Of Myths and Monsters』は1991年に任天堂より発売されたゲームボーイ用ソフトで、北アメリカとヨーロッパでのみ発売された幻のゲーム。
テレビの上には、スーパーファミコン用シューティングゲーム「スターフォックス」に登場する戦闘機「アーウィン」のプラモデルが飾られおり、そのテレビに映されたニュース番組には、Nintendo Switch用アクションゲーム「スーパーマリオ オデッセイ」で「ニュードンク・シティ」の市長となったキャラクター「ポリーン」が、なんと実際の市長として登場している。
家族との夕飯シーンで、衝撃の事実が発覚!
マリオとルイージが家族と一緒に夕飯を囲むシーンでは、ルイージが持っているサラダのお皿に逆ピラミッドの柄が描いてあったり、ソンブレロを被った羊の人形が棚に飾られてあったりするが、これらは、「スーパーマリオオデッセイ」の「砂の国」にでてくるモチーフであると見られている。
ちなみにマリオは食事中に、わざわざお皿からキノコをよけており、なんとキノコが苦手という衝撃の事実が発覚!これはその後キノコ王国でパワーアップするために、いやいやキノコ食べるという爆笑シーンの伏線となっている。
町中にも隠された、沢山の任天堂ゲームのオマージュ
仕事に出たマリオとルイージが訪れた先で、「Punchout Pizza」というピザ屋さんが登場するが、これはファミリーコンピュータ用ボクシングゲーム「パンチアウト!!」のオマージュ。別のシーンでも、同ゲームの登場人物であるグラスジョー、ベア・ハッガー、リトル・マックの写真が登場する。
マリオとルイージがレストランで遭遇する元上司のスパイクが着ている洋服には、「WRECKING CREW(レッキングクルー)」という会社のロゴがついているが、これは、マリオ、ルイージがビルの解体屋となって活躍するアクションパズルゲーム「レッキングクルー」のことで、2人が以前働いていた会社として相応しい会社名となっている。
この他にも、町中の看板に沢山の懐かしのキャラがこっそりと登場するなど、キノコ王国へと出発する前のシーンだけでも、盛りだくさんのイースターエッグが隠されているので、見逃してしまった人は是非もう一度劇場へ。(フロントロウ編集部)