クリス・プラットがストリップクラブでの面接を振り返る
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズや『ジュラシック・ワールド』シリーズなどの代表作で知られ、今や超がつくほどの売れっ子俳優のクリス・プラットが、米人気トーク番組『Jimmy Kimmel Live!(原題)』で“人生最悪のオーディション”について振り返った。
マーベル作品のピーター・クィル/スター・ロード役で大ブレイクしたクリスだが、そんな彼にもオーディションに落ちまくっていた暗黒時代があったそうで、同じマーベルの『キャプテン・アメリカ』や『マイティ・ソー』を含む「ありとあらゆるオーディションを受けた」という。「マーベルには散々な目にあわされた」と話すクリスだが、それ以上に過酷だったのは18歳のときに受けたストリップクラブの面接だったそう。
「(マーベルのオーディションが)俳優としてのキャリアでは一番過酷だったかもしれません。でも、18歳のときにワシントン州のエドモンズにあるMr. Pattywhacksというストリップクラブで受けた面接もなかなかのものでした。『やってやるぞ!』という感じで行きました。面接を受けたのは昼間で、場所はとても不潔でした。1人の男性相手に踊りました。ジニュワインの『Pony(ポニー)』に合わせて踊ったんですが、(曲が)ゆっくりすぎてやりづらかったです」
面接はクリスにとっては居心地の悪いものだったが、担当者には好感触だったようで、またクラブに来るように言われたが、クリスは店に戻るつもりはなかったそう。しかし、店を出てすぐにクリスの気が変わる出来事が…。
「(面接を終えて)店の外に出ると、80年代半ばのトヨタ・ターセルのような車があって、前の座席に男性が寝ていました。彼は目を覚ますと、『おっと』と言いながら店に入っていきました。『ああ、彼は(ストリップクラブの)ダンサーなんだ』と思いました。彼はかなりイカした車を持っていました。それを見て、“僕も店に戻って、少しお金を稼いで、トヨタの車を買おうかな”と考えました」
“トヨタの車”につられて気持ちが揺らいだというクリスだが、「結局(クラブには)戻りませんでした」とのこと。ちなみに、クリスはこのクラブでは働かなかったものの、一時期、バチェロレッテパーティー(※結婚を控えた女性のために開かれる独身最後のパーティー)などでストリッパーのようなことをしてお金を稼いでいたことを過去にBuzzFeedに明かしている。(フロントロウ編集部)