長時間に及ぶ戴冠式のリハーサルで疲れきっていたチャールズ国王を癒したのは孫のルイ王子だった。(フロントロウ編集部)

ルイ王子を見てチャールズ国王の表情が明るくなった

 現地時間5月6日、ロンドンのウェストミンスター寺院でイギリス王室のチャールズ国王の戴冠式が行われた。本番を3日後に控えた5月3日(現地時間)にはリハーサルが行われ、チャールズ国王とカミラ女王はもちろんのこと、ウィリアム皇太子&キャサリン妃夫妻と3人の子どもたちも参加した。

 英The Mirrorによると、同じ日に2回行われたリハーサルは長時間に及び、司祭らが言い間違いなどのミスを連発し始めるなどストレスの多い状況で、チャールズ国王も疲れきった様子だったという。そんなチャールズ国王を癒したのは孫のルイ王子だった。

画像: ルイ王子を見てチャールズ国王の表情が明るくなった

 The Mirrorの取材に応じた関係者の話では、玉座に座るチャールズ国王は暗い表情をしていたが、ルイ王子の姿を見つけると明るく元気な表情になったそう。

 「長い1日で、みんな少し疲れてストレスを感じていました。国王も少し疲れているように見えました。彼は玉座に座って憂鬱そうにしていました。そんなとき、ふと横を見たらルイ王子が立っていたんです。国王は目を輝かせて、『ハロー、ルイ。そこに君がいると思わなかったよ』と言いました。 ルイ王子のことをとても可愛がっているのがわかりました。国王はルイ王子に腕を回し、すべての装飾品を見せ始めました。色々と説明しながら、宝石を指さしたりしていました。見ていて愛おしくなりました」

 今年4月に5歳の誕生日を迎えたルイ王子はウィリアム皇太子夫妻の次男で、幼すぎるという理由でこれまでは王室の行事への参加を見送ることが多かったが、戴冠式には満を持して出席した。

 ちなみに、戴冠式の最中にあくびを連発したり、戴冠式のあとにバッキンガム宮殿のバルコニーから挨拶をした際にひとりだけ両手で手を振ったり、5歳児らしい自由な姿を目撃されたルイ王子だが、“お目付け役”を任された姉のシャーロット王女の頑張りもあってほとんどの場面でお行儀よくしていた。(フロントロウ編集部)

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