キアヌ・リーブスがドッグスターとしてステージへ
映画『マトリックス』シリーズや『ジョン・ウィック』シリーズでお馴染みのキアヌ・リーブスは、今や俳優としてのイメージが強いものの、若い頃には音楽活動に勤しんでおり、ブレット・ドムローズとロブ・メールハウスとドッグスター(Dogstar)というバンドを結成。
1996年にアルバム『OurLittle Visionary』、2000年に『HappyEnding』をリリースし、2002年に最後のショーを行なって以来、活動休止状態だったドッグスターが、2022年7月に「戻って来たよ」とインスタグラムで宣言し、SNSを使ってリハーサルの様子を公開してきた。
プライベートパーティーなどで演奏することはあっても、大勢の前に登場する機会はなかったバンドが、今回約20年ぶりに観衆の前に戻って来た。ドッグスターはアメリカ・ナパで開催されたボトルロック・ナパ・バレー・ミュージック・フェスティバルに参加。大歓声に包まれながら登場したドッグスターは、過去の曲と新曲を含む計12曲をパフォーマンス。
その中で一番注目されたのは、やはりキアヌ。キアヌは髪の毛をなびかせながら久しぶりに大勢の人の前でベースをかき鳴らした。
dogstar is back!!! keanu reeves playing bass, 2023 ♡ pic.twitter.com/zbkpW1GnmW
— letícia (@yxakirves) May 30, 2023
キアヌはずっと音楽活動をしたかったようで、「一緒に演奏することも、一緒に曲を書くことも、一緒にショーをすることも恋しかったんです。ずっと恋しかった」と米Billboardに語っており、「もう一緒に演奏できない状態になり、寂しかったんです。いざ一緒に演奏し始めたらかなりいい感じで、本当にポジティブでクリエイティブになって、その時に『よし、これを実現しよう』ってなったんです」と話した。
さらに「3人全員が『より、このままやるならアルバムを作ろう』と言いました」と話しており、パンデミックの最中には3枚目のスタジオアルバムに必要な曲以上に楽曲を作り上げたことも明かしており、今後20年以上ぶりのアルバムをリリースする可能性も匂わせた。(フロントロウ編集部)