ヴァネッサ役ジェシカ・アレクサンダーがハリー・ベイリーのアリエルを語る
日本でもいよいよ6月9日に劇場公開を迎えたディズニー最新作『リトル・マーメイド』。本作は1989年(日本では1991年)に公開された名作アニメーションをリイマジニング(再解釈)した実写版で、ハリー・ベイリーが主人公アリエルを演じている。
およそ30年以上ぶりの映画化ということもあり、最新作にはいくつかのアップデートされた視点がもたらされており、「キス・ザ・ガール」や「哀れな人々」という劇中歌の歌詞が現代の価値観に合わせてアップデートされたり、ハリー演じるアリエルもより自主的なキャラクターになったりしている。
最新作でアースラの化身であるヴァネッサを演じているジェシカ・アレクサンダーも、アップデートされたアリエルの大ファンだそうで、英The Faceとのインタビューで本作でのアップデートについて次のように語った。
「何もかもを作り直す必要があるとは思いませんが、『リトル・マーメイド』のような、女性たちの物語を描いた映画にアップデートされた視点を取り入れることは大切だと思います。昔のディズニー映画は素晴らしいですが、主人公たちは少し従順でしたよね。そういう物語にも美しい部分はたくさんありますが、そのなかに現代的な女性を入れ込むことは楽しいことです」。
「私は幼少期の頃からアリエルが大好きでしたが、ハリーのアリエルのほうがもっと大好きです」とジェシカは続けて語って、自身が幼少期の頃から憧れてきたオリジナルのアリエルよりも、ハリーが演じるアリエルのほうが好きだと明かした。
ジェシカは同じインタビューで、ハリー演じるアリエルのアップデートされた特徴は、自身が演じるヴァネッサとのシーンでも見て取れると語っている。ジェシカはヴァネッサについて「魅惑的で、誘惑的で、ファムファタールの定義そのもののようなセクシーな女性ヴィラン」だと定義した上で、そんなヴァネッサとアリエルのシーンにも注目してほしいと語った。(フロントロウ編集部)