映画『バービー』から、日本版予告、本ポスタービジュアル、そして新たな場面写真が解禁した。(フロントロウ編集部)
映画『バービー』で非常事態のバービーが人間界へ
8月11日(金)に日本公開となる映画『バービー』。
すべてが完璧で夢のような毎日が続く世界バービーランドで異変が起きる。空は飛べなくなり、シャワーからは冷たい水、バービーの代名詞である”バービー・フィート(※ハイヒールを履くようにかかとを上げた状態の足)”も床にべったりというアンハッピーな事態に。
その原因を探るため、バービー(マーゴット・ロビー)は世界の秘密を知る変わり者のバービー(ケイト・マッキノン)の導きで、ケン(ライアン・ゴズリング)と共に人間世界へと旅立っていく。たどり着いたロサンゼルスの街では、なんといきなり警察に連行!?子どもたちからの「私たちバービー(ドール)は卒業したの」という衝撃的なひと言に打ちのめされたバービーは、バービードールを生み出した大手玩具メーカー・マテル社の社長(ウィル・フェレル)から追われ、FBIも巻き込んだ大騒動に発展していく。コメディだけでなく、「“完璧”よりも大切なもの」というキャッチコピーが示す深いドラマと感動の結末が待っている。
映画『バービー』の中央下左側にズームしてみたら....
同時解禁された本ポスタービジュアルには、トレードマークのピンクが目を引くオープンカーを笑顔で運転するバービーと、その後ろでバキバキに割れた腹筋をシャツの間からのぞかせながら優しく彼女を見つめるケンの姿が。完璧なバービーランドから“リアルワールド<人間世界>”に向かう2人の珍道中と、2人が人間世界で知る驚きの秘密を予感させる1枚となっている。
ここでみなさんにズームしてほしいのが、ポスターの左側の中央下にある、オープンカーの運転席のハンドル付近。見えているだろうか…バービー(マーゴット)の指がまっすぐなことが! ハンドルを“握っている”はずのバービーの指はハンドルを握っていない。なぜなら? バービードールは手がまっすぐなのですから!
グレタ・ガーウィグ監督によるバービードールの“らしさ”への追求はこれまでもたびたび感じられており、2023年4月に解禁された予告編では、ハイヒールでコツコツと歩いてきたバービー(マーゴット)の足がハイヒールを脱いだときもハイヒールの形のママ(※俗に言うバービー・フィート)だったことが大きな話題になった。
さらに、撮影ではバービーランドのピンクの世界観を作り出すために大量のピンクの塗料を使用したため、劇中で使ったメーカーのピンク塗料がなんと全世界的に品薄になったという。製作スタッフは「おもちゃの世界のバービーはどのような動作をするのか?考え抜いた」そうだが、今回のポスターからもそんな本気度がひしひしと感じられる。ちなみに、予告編の映像内でのバービーはしっかりとハンドルを握っているため、今回の“まっすぐ指”はポスターでのお遊びなのではないだろうか。
映像や画像など素材が解禁されるたびに期待爆上がりな映画『バービー』は8月11日(金)公開。