エミネムの「もう一人の娘」アライナとは？ 父娘が結婚式でウェディングロードを歩く

エミネムとヘイリーがアライナの結婚をお祝い

　エミネムの30歳の娘であるアライナ・スコットが、エミネムの地元デトロイトで恋人のマット・モーラーと結婚。インスタグラムで挙式の様子を公開したアライナは、「私の人生で最高の一日のひとつでした」と幸せいっぱいの様子。

　アライナの結婚式は家族総出でお祝い。3歳年下の妹であるヘイリーがブライズメイドを務めたそうで、エミネムは父親としてウェディングロードをアライナと一緒に歩いたという。「父がウェディングロードを一緒に歩いてくれました。その瞬間を経験しないなんて彼にはあり得ないことですからね」と、アライナが米Peopleに明かした。

アライナはエミネムの養女、その壮絶な人生

　アライナはエミネムの元妻でありヘイリーの母親であるキムの双子ドーンが産んだ子ども。しかしドーンが薬物中毒を抱えていたこともあり、アライナが幼かった頃にエミネムがアライナと養子縁組をして父親となった。

エミネムは数多くの楽曲でキムとの娘ヘイリーについてラップしてきたが、2004年の「Mockingbird」で「パパはそばにいるよ」とアライナに向けてラップするなど、いくつかの曲でアライナへの愛についても触れている。

　エミネムは自身の母親やキムから訴えられるなど家族トラブルで知られているが、ドーンとも複雑な関係にあったようで、ドーンはメディアでエミネムを批判するなどしていた。しかし2016年、ドーンは41歳の若さで死去。薬物の過剰摂取だと思われている。

　アライナは現在30代。20代で大学を卒業したあと、現在はトラベルブロガーとして活躍している。