ハリソン・フォードがファンに涙ながらに感謝
ハリソン・フォードがインディ・ジョーンズを演じるのは6月30日公開の映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が最後となるが、最近、英BBC Radio 1とのインタビューでハリソンが約40年間にわたるインディのとの長い旅について率直に語った。
ハリソンは、自身が演じるインディ・ジョーンズというキャラクターと、このフランチャイズが世界中のファンに愛されている理由について、「私が彼らに最も感心するのは、感情の深さと繊細さ、そしてこれらの映画における感情の重要性です」と言うと、こう続けた。
「最後の作品は年齢や虚弱さ、人生の性質の変化に関するものになっています。私自身がその年齢に達しているので、とくに説得力があると思います。ファンの皆さんにリアルに感じてもらいたかったんです。40年間、一緒に過ごしてきた相手との複雑な経験を見てほしかったんです」
感極まった様子のハリソンに、番組司会者のアリ・プラム氏がファンを代表して「ありがとうございます。素晴らしい冒険でした。私たちはあなたのことが大好きです。あなたのことを赤面させるつもりはありませんが、あなたは私たちにとってかけがえのない存在です」と伝えると、ハリソンは涙ながらに感謝の言葉を返した。
「私の方こそ皆さんに心からありがとうと言わなければなりません。私にとって世界を意味します」
ちなみに、ハリソンは今年5月に開催されたカンヌ国際映画祭で『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の上映後に約5分間にわたるスタンディングオベーションを送られた際にも、目に涙を浮かべながら観客席に手を振って、感謝の気持ちを伝えていた。(フロントロウ編集部)