ハリソン・フォードがインディ・ジョーンズ役の第一候補だった俳優に約40年越しに“感謝”した。(フロントロウ編集部)

ハリソン・フォードがインディ・ジョーンズ役を断った俳優に感謝

 シリーズ最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』をもってインディ・ジョーンズ役を引退するハリソン・フォードが、同役の第一候補だった俳優に感謝した。

 以前、フロントロウでお伝えしたが、インディ・ジョーンズ役の第一候補として名前があがっていたのは、ドラマ『私立探偵マグナム』などで知られるトム・セレックだった。しかし、トムはスクリーンテストを行なう段階まで話が進んでいたものの、ドラマ『私立探偵マグナム』のスケジュールの都合でやむなくインディ・ジョーンズ役を辞退。最終的にハリソンが演じることになった。

画像: ハリソン・フォードがインディ・ジョーンズ役を断った俳優に感謝

 先日、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』で共演するフィービー・ウォーラー=ブリッジマッツ・ミケルセンと一緒に、イタリアで開催されたタオルミーナ映画祭で行なわれたパネルディスカッションに参加したハリソンは、「私がどうやってこの仕事(インディ・ジョーンズ役)を得たのか?最初にオファーされたのはトム・セレックでしたが、彼にはテレビシリーズに出演する義務があって、その契約を途中で解除することができなかったんです」と言うと、こう続けた。

 「私は第二候補になりました。トムにはとても感謝しています。ありがとう、トム。もしこれを聞いているなら、改めて礼を言います」

 ちなみに、まだインディ・ジョーンズ役にキャスティングされる前、シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカス監督から“送った台本を読むように”と言われたときのことについて、ハリソンは「監督から『すぐに読んでほしい。1時間で読んでほしい』と言われました。座って、1時間で読んだあと、今度は『スティーヴン・スピルバーグの家に行って、彼と話してほしい』と言われました。言われたとおり私はスティーヴン・スピルバーグの家に行ったのですが、それまで彼には会ったことがありませんでした。そして、(スピルバーグ監督の家をたずねてから)1時間後くらいに仕事が決まったと思います」と振り返っている。

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