毎年恒例の“もしも質問”
Women: imagine that for 24 hours there were no men in the world.
— feminist next door (@emrazz) December 24, 2022
No men were harmed in the creation of this hypothetical. They will return. They are safe and happy wherever they are during this brief, fictional time period.
What would change for you? What would you do that day?
「女性のみなさん:24時間だけ、世界から男性がいなくなったと想像してください。この仮定のなかで、男性に危害は加わっていません。彼らは戻ってきます。この短い架空の時間の間、彼らは安全かつ幸せな状態にあります。あなたにとって何が変わりますか?その日、あなたは何をしますか?」
この“もしも質問”は、feminist next door(@emrazz)が2018年から毎年12月25日のクリスマスの日にツイッターで投稿して毎回バズっている質問。その質問が最近Redditに投稿されて、8,000超のいいねと2,000件超のコメントを集めた。そのなかから、最も多くの賛同(いいね/アップヴォート)を集めたものを中心に紹介。
女性たちから集まった回答は…?
「AirPodsを両耳着ける」
「公園にピクニックを持って行って昼寝する」 (※この投稿には「公園のあちこちに散らばっている恐ろしい量の死体…かと思って近づいてみたら、何千人もの女性が公園で一人で昼寝をしているだけだったというシーンを想像している」とい反応があり、多くのいいねを集めた)
「近所に大きな森林公園があるんだけど、ここ数年の間に起きた女性に対する暴力のせいで、大好きだった道をひとりで歩くのをやめたんです…そこを一人で歩きますね」
「夜にランニングする。一人でキャンプする。ヒッチハイクしてみる」
「人身売買され、監禁されているすべての女性と子どもを救うための捜索隊を作る」
「深夜3時に散歩にいく」
「クラブに行って、酔っぱらって、踊りまくる」
「一緒に歩いて帰る人を待つ代わりに、好きなときにバーを後にする。夜中の2時に酔っ払って一人で歩いて帰っても安全だと感じるなんて、想像できる?」
「法律を変える。まずは女性の身体に関するものから改正する」
「イヤホンを着けた状態で公園を一人で走る」
「バナナを食べる」
「公共の場でアイスクリームをコーンで食べる」
「素敵なワンピースを着て、AirPodsを着けた状態で、安心して夜に外を歩く」
「安心してジムに行く」
「子どもたちもどこかに行く設定ですか?『男性たちが安全で幸せな場所に行き、女性は取り残される』というのは、文字通り多くの家庭ですでに現実となっていますから」
「ゲームしているときにオンラインチャットに安心して参加する」
「心配になる」「心が痛む」「最初はバラらしいと思って...」
この投稿は多いに盛り上がった。ただ一方で、女性たちの多くが、安全性への不安から行動を制限されていることや、ワークアウトやバナナを食べるという行為でさえ不安を感じる経験があったことが露呈され、コメント欄には「『散歩に行く』という答えの多さを見て、心配になるし、すごく悲しい」「この質問への答えにはいつも心が痛む」という悲しみの言葉が書き込まれた。
また、ある男性からはこんなコメントが。「最初はバカらしいと思って反論しようとしたけど…すべての答えが”安全”についてのものであることに気づいた。自分は、AirPodsを1つしか使わないなんて考えたこともない。周囲には気を配っているけど、強盗にあう心配の方が大きい。公園でピクニックをしていても心配することはない。常に警戒しなければならないことがどんなことなのか想像すらできない」
この男性のコメントには、正直に言ったことに感謝するとともに、共感するならば、まわりの男性が不適切な行動を取ったら声をあげてほしい、男性同士でこのような問題についての会話をしてほしいというコメントが書き込まれた。