レイチェル・ゼグラーが実写版『白雪姫』めぐる批判に反論
2024年に公開が予定されているディズニー実写映画『スノー・ホワイト(原題)』。本作は1937年に公開されたディズニーの名作アニメーション『白雪姫』をリメイクしたもので、レイチェル・ゼグラーが主人公の白雪姫を、ガル・ガドットが邪悪な女王を演じる。
同作をめぐっては、白雪姫を演じるのがラテン系であるレイチェルであることが一部の人たちから批判されてきたが、今回、新たに“七人の小人”役に様々な身長や人種、ジェンダーの俳優がキャスティングされていることが明らかになり、賛否が寄せられることとなっている。
七人の小人の配役をめぐっては昨年から様々な意見が寄せられてきており、米ウォルト・ディズニー・カンパニーのスポークスパーソンは「オリジナルのアニメーション映画のステレオタイプを再び描くことを避けるために、我々は小人症のコミュニティのメンバーと相談しながら、この7人のキャラクターで異なるアプローチを取っています」と米メディアに向けて声明を発表した。
そうしたなか、今回再び同作のキャスティングをめぐって批判の声があがることとなり、そうした批判の矛先が白雪姫役のレイチェルを含めたキャストにも向けられていることを受けて、彼女がツイッターを更新。白雪姫の格好をした幼少期の頃の写真を添えて、次のようにツイートした。
「オンラインで私を擁護してくれている方々からの愛にとても感謝しています。どうか、私のキャスティングについての無意味な議論に私をタグ付けしないでください。本当に、そういうものは見たくありません。なので、この写真たちを置いておきます!どんなことがあろうと、すべての子どもたちがプリンセスになれるんだっていうことを知ってくれることを願って」。
extremely appreciative of the love i feel from those defending me online, but please don’t tag me in the nonsensical discourse about my casting.
— rachel zegler (she/her/hers) (@rachelzegler) July 15, 2023
i really, truly do not want to see it.
so i leave you w these photos! i hope every child knows they can be a princess no matter what pic.twitter.com/AU5PjJutK5
『リトル・マーメイド』ハリー・ベイリーがレイチェルをサポート
レイチェルのこの投稿に多くのファンからサポートの声が寄せられているなか、実写映画『リトル・マーメイド』でアリエルを演じるハリー・ベイリーもこの投稿にリアクション。レイチェルのツイートを引用して、次のようにコメントした。
「私たちはあなたのことが大好き。本当に完璧なプリンセスだよ」
we love you so much ❤️truly the perfect princess https://t.co/B5Pb9l7sXX
— Halle (@HalleBailey) July 15, 2023
アフリカ系であるハリーもレイチェルと同様、アリエル役へのキャスティングをめぐって一部の人たちから批判されてきた過去があり、昨年9月には、そんなハリーへの批判にレイチェルが反論したことも。今回はハリーがレイチェルへのサポートを示して、プリンセス同士が連帯した。