毎日のように飲んでいる人も多いコーヒーは、飲むタイミングに注意したほうがいいって知っていた?専門家が明かすNGなタイミングは、空腹のとき。(フロントロウ編集部)

コーヒー好きなら知っておきたい、避けるべきタイミング

 脳や体をシャキっと目覚めさせてくれるコーヒー。仕事や勉強の合間のブレイクタイムや、朝食のお供として飲むのもおなじみ。

画像: コーヒー好きなら知っておきたい、避けるべきタイミング

 そんなコーヒーを楽しむうえでじつは大切なのが飲むタイミング。お腹の中が空っぽに近い空腹状態のときには飲むのを控えたほうがいいのだという。

空腹時のコーヒーは胃腸に負担がかかる

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 空腹時のコーヒーを避けたほうがいい理由は、胃腸に負担がかかってしまうから。

 米国登録栄養士(RDN)のクリスティーナ・マニアン氏は、「コーヒーは胃酸の生成を刺激する可能性があり、空腹状態だととくにその可能性が高まります」と米Real simpleで説明。これにより、胃のむかつきや胃酸の逆流、胸やけ、消化器のトラブルが引き起こりやすくなるという。

 この胃腸への負担を少なくするためには、少しでも食事を食べてからコーヒーを飲むのがベター。管理栄養士のカーリン・ローゼンブラム氏は、「胃酸を中和する働きを持つカルシウムが豊富な食品を選ぶといいです」とアドバイス。ヨーグルトやアーモンド、ほうれん草、ケール、チアシードなどがオススメだそう。

朝起きてすぐのコーヒーもじつはNG

画像: 朝起きてすぐのコーヒーもじつはNG

 コーヒーを飲むのを控えたほうがいいタイミングは空腹時だけでなく、じつは起床してすぐのタイミングもNG。ここで関係してくるのが、コルチゾールというホルモン。

 コルチゾールはストレスホルモンという別名を持っているものの、じつはシャキっと目覚めるのを助けてくれる働きもある。でもカフェインを摂取することで、その働きが妨げられてしまうという。

 栄養士のカーリン・ローゼンブラム氏は、「朝一番はコルチゾールのレベルがとくに高いのですが、カフェインの摂取によってその生成が鈍くなってしまうことがあります」と話し、毎日のようにこれを繰り返すことでサイクルが狂い、目覚めが悪くなってしまうと明かした。

 専門家が明かす、コーヒーを飲むのを避けるべきタイミング。当てはまっている人は、ぜひ一度見直してみて。

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