9月15日公開の映画『グランツーリスモ』
前代未聞のプロジェクトに挑んだ男たちがいた。ゲームのトッププレイヤーをプロレーサーに育成するプロジェクト「GTアカデミー」。プレイヤーの才能と可能性を信じてアカデミーを立ち上げたひとりの男(オーランド・ブルーム)、ゲーマーなんかが通用する甘い世界ではないと思いながらも指導を引き受ける元レーサー(デヴィッド・ハーバー)、そして幼い頃からレーサーになることを夢見るゲームプレイヤー(アーチー・マデクウィ)。
この無謀とも思われる夢に向かって突き進んでいった者たちの<奇跡の実話>として話題のハリウッド映画『グランツーリスモ』が9月15日(金)についに公開される。
主人公ヤンの母親を演じるのは、ジェリ・ハリウェル!
ゲーム『グランツーリスモ』のトッププレイヤーからプロレーサーになるという奇跡を起こした主人公ヤン・マーデンボローを演じるのは、A24のホラー映画『ミッドサマー』などに出演して着実にキャリアを築き、ついにハリウッド大作の主演に初めて抜擢されたアーチー・マデクウィ。ドラマ『リベンジ 』への出演やファッショニスタとして人気のアシュリー・マデクウィは彼の親戚。
そんな彼の母親役を劇中で演じているのは、イギリスの国民的アイドルグループであるスパイス・ガールズの元メンバー、ジェリ・ハリウェル!
スパイス・ガールズはイギリスで結成された5人組女性アイドルグループ。1996年にリリースした「ワナビー」は、反抗的な態度をみなぎらせたパワーポップの名曲。ジェリ・ハリウェルのラップも冴えわたるこの曲は、女性の友情の価値を扱う歌詞が共感を呼び、女性のエンパワーメントとグループのガールパワー哲学の最も象徴的なものとなった。
同曲でアメリカを含む20カ国以上でチャートの頂点に立ったスーパーグループ出身のジェリ・ハリウェルの夫は、なんと、現在F1選手権をリードするチーム、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナー。
ジェリは夫との関係を通じて、レースとも密接に結びついている。今のレース界に不可欠な人物である夫の人生をよく知っているため、ジェリがプロレーサーの息子をもつ母親の役をやるにあたって、この上ない経験を演技に活かしているのだ。
また本作では、ゲームプレイヤーからプロレーサーになり夢をつかんだヤン・マーデンボロー本人がスタントマンとして参加しており、レースファンが注目する多くの人物たちが関わっている。
レースへの熱量の高さが配役からもわかる『グランツーリスモ』は9月15日(金)より公開。世界一過酷な夢への挑戦物語をぜひ劇場で目撃してほしい。