ジョジョ・シワが17歳でカミングアウトした経験を振り返る
シンガーや俳優、ユーチューバーとして活躍するジョジョ・シワが、17歳でLGBTQ+コミュニティの一員であることをカミングアウトした経験についてポッドキャスト『Jojo Siwa Now(原題)』で振り返った。
フロントロウでお伝えしたが、2021年1月、ジョジョは「史上最高のゲイのいとこ(BEST. GAY. COUSIN. EVER)」という文字が書かれたTシャツを着ている写真をSNSに投稿して、LGBTQ+コミュニティの一員であることをカミングアウトした。「自分がバイセクシャル、パンセクシャル、クィア、レズビアン、ゲイのどれかまだわからない」というジョジョは、自分のアイデンティティを表現する際、主にゲイという言葉を使用している。
「私は17歳のときにカミングアウトしましたが、当時はそれがどれほど大きなことなのか理解していませんでした。なぜそれが怖いのか理解できませんでした」
こう語ったジョジョは、さらに「当時のガールフレンドと電話をしているときに、『世界にカミングアウトしたいかもしれない』と打ち明けたことを覚えています。彼女は『オーケー。やってみなよ』と言ってくれました。それで私はこの写真(※『史上最高のゲイのいとこ』と書かれたTシャツを着ている自分の写真)をインスタグラムのストーリーズに投稿して、(LGBTQ+コミュニティの一員であることを)認めたんです」と続けた。
ちなみに、ローティーンを中心に絶大な人気を誇るジョジョのカミングアウトに、ファンから称賛と感謝のコメントが相次いだ一方で、一部の親たちが「もうウチの娘があなたを見ることはない」と辛らつな言葉を浴びせるなど、ネガティブな反応を見せる人たちもいた。
しかし、当のジョジョは世間の反応について「深く考えることはなかった」そうで、「(カミングアウトしたあと)もちろん、そこにはたくさんの前向きな感情と愛と支持がありました。でも、後ろ向きな感情もあったし、たくさんのものを失いました。でも、気にしませんでした。私は今でも失ったものや失った人々のことを気にしていません。たとえ大勢のファンを失ったとしても、これが本当の私ですから」と言うと、「私のキャリアは誠実さによって築かれたものです。前の日には異性愛者だったのに、次の日にはゲイだったという理由で私のことを好きになれないというのなら、あなたは私を好きになる運命ではなかったのでしょう。私はつねに誠実で、ありのままの自分でいようと努力しているだけです」と付け加えた。