人気ユーチューバーのジョジョ・シワが、LGBTQ+コミュニティの一員であることをカミングアウト。インスタグラムライブで「今が自分史上最高にハッピー」と現在の心境について語った。(フロントロウ編集部)

ジョジョ・シワが自身のセクシュアリティをカミングアウト

 弱冠17歳にして、YouTubeのチャンネル登録者数が1,000万人を超える大人気ユーチューバーのジョジョ・シワが、LGBTQ+コミュニティの一員であることをカミングアウトした。

 数日前、「私のいとこが新しい服をプレゼントしてくれたんだ」というコメントともに、「史上最高のゲイのいとこ(BEST. GAY. COUSIN. EVER)」という文字が書かれたTシャツを着ている写真をアップして、自身のセクシュアリティについて遠回しに言及したジョジョは、後日、温かい言葉をかけてくれたファンに感謝の気持ちを伝えるために、インスタグラムライブを実施。「これまでの人生でこんなに幸せだったことはないと思う。超、超、超最高の気分」と喜びを露わにした。

 このライブ配信でファンから「あなたは(LGBTQ+コミュニティにおける)どの部類なの?」と聞かれたジョジョは、“今はまだわからない”としたうえでこう答えている。

 「考えたことはあるけど、答えは言えない。それは自分にもその答えがよくわからないから。人間って素晴らしいし、みんな本当にすごいと思う。今、私は超幸せだし、世界中の人たちとすべてを共有したいと思っているけど、私の人生についてその準備ができるまではヒミツにしておきたいとも思ってる。大事なのは、誰が誰を愛しても大丈夫ってことをみんなに知ってもらうこと。それは素晴らしいことだし、世界はあなたのためにある。そして、この世にはあなたのことを支えてくれる人たちがたくさんいる。みんなそれぞれ状況が違うのはわかってる。人によってカミングアウトするのが難しい人もいるし、簡単だっていう人もいる。でも、カミングアウトする=不名誉なことみたいな風潮があるのも事実だよね。それってものすごく怖いことだと思う。でも、今は違う。私たちのまわりには、それを受け入れてくれる人、ありのままの自分を愛してくれる人がたくさんいる。だから大丈夫。それを普通じゃないと言う人がいるかもしれないけど、そもそも普通なんてものは存在しない。普通の人なんていないし、仮に普通じゃなかったとしても何の問題もない。他人とちょっと違っても、変でも、奇妙でも気にすることないよ。(他人と違うことを)私たちは絶対に恐れちゃいけない。むしろ誇りに思うべきだと思う。大切なのは、今が自分史上最高にハッピーってこと」

 自分がLGBTQ+コミュニティの一員であると自覚した明確な時期も「わからない」というジョジョだが、幼い頃からとにかく「人が大好き」で、「男の子を好きになったとしても、女の子を好きになったとしても最高!」というスタンスだったそう。

画像: ジョジョ・シワが自身のセクシュアリティをカミングアウト

 また、両親はジョジョがカミングアウトをする前から気づいていたそうで、「ママは2年くらい前から知ってたって言ってた。『なんかわかるんだよね』って。そういえば、ちょうど2年前にママから『あなたは男の子だけが好きなわけじゃないと思う。でも全然いいからね』って、言われたことがあった。私の家族はなんでもアリって感じなんだよね。本当に最高の家族だと思う」と、家族の反応について語っている。(フロントロウ編集部)

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