2018年に亡くなった人気DJであるアヴィーチーの私物がオークションに出品されることが決定。収益はアヴィーチーの家族が設立したティム・バークリング基金に寄付される。(フロントロウ編集部)

アヴィーチーの私物がオークションに出品される

 現地時間2018年4月20日に訪問先のオマーンの首都マスカットで自ら命を絶ち、28歳という若さでこの世を去った人気DJのアヴィーチー。

画像: アヴィーチーの私物がオークションに出品される

 亡くなった後もなお影響力が強く、アルバム『TIM』や伝記本『Tim: The Official Biography of Avicii』がリリースされたほか、地元スウェーデンではアヴィーチーのミュージアム「Avicii Experience」が誕生したりしている。

 そんなアヴィーチーの死から約6年が経ち、彼の私物がオークションに出品されることが決定した。このオークションは「アヴィーチー・コレクション」と名付けられ、アヴィーチーの家族から寄贈された彼が生前使用していた靴や衣服から楽器、キャリアを象徴するような記念の物まで267点の品々が出品されるという。

 そしてこのオークションで得た収益は、アヴィーチーの家族が設立したメンタルヘルスに焦点を当てた財団で、精神疾患と闘う人たちをサポートして自死防止のための活動をする、ティム・バークリング基金へと寄付される。

 オークションアイテムは9月6日にStockholms Auktionsverkのオフィシャルサイトにて公開される予定で、9月24日から20日まで一般公開され、10月1日よりストックホルムの歴史あるオークションハウスNybrogatan 32にて開催される。

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