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ダイソンのペット用エアラップが本物そっくり。エイプリルフールの全容

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BY FRONTROW Editorial Dept.
ダイソンのペット用エアラップが本物そっくり。エイプリルフールの全容

ダイソンが米時間2026年4月1日、ネコ・犬・馬・プードル専用のヘアケア4製品シリーズ「Dyson Beauty Pet Range」を本気の顔で発表した。洗練されたビジュアルと本格的な専門用語を駆使した”発表”に、多くのユーザーが本物と信じ込んだが、じつはエイプリルフールのジョーク。(フロントロウ編集部)

ノミ検知機能付きのエアラップ——架空の4製品を全解説

ダイソンの公式サイトによれば、発表された「Dyson Beauty Pet Range」は4つの製品で構成されている。

まずAirwrap Furはネコ用。「繊細な胸毛の精密カーリングと、ひげまわりのウェーブを整えるスリムなフェライン(猫向き)仕様」と紹介された。驚くべきは”ノミ検知機能搭載”という触れ込みで、「通常より90%多いバウンスを実現」という本家さながらの数値まで添えられていた。

続いてAirstrait Mane+Tailは馬用の超大型ストレートアイロン。「馬のたてがみとしっぽを滑らかに整え、どんなショーリングにも映える非対称スイープフィニッシュを実現」とある。発表ページには実際に馬を想像させる製品ビジュアルが並び、本気度の高さでXでも話題になった。

犬用のAirwrap Topcoatはグルーミングブラシアタッチメント付きのマルチスタイラーで、「最も元気いっぱいな犬の被毛もしっかりまとめ、フェッチングシーン(※英語の”fetching”は「犬のフェッチ」と「見栄えのする」の両方の意味をかけた)の美しさを80%アップ」という文句が光る。そしてSupersonic Dapperはプードル用のドライヤーで、「テンションコームスタイルのアクセサリーでプードルのカールをさらに際立たせる」と説明されている。

「ダイソンなら本当にありそう」——ユーザーが信じた理由

英Pocket-lintが「2026年のエイプリルフール傑作ネタのひとつ」として紹介した今回のキャンペーン。そのクオリティが本家ダイソンの製品ページとほぼ見分けがつかなかったのは、「エアラップ」「エアストレート」「スーパーソニック」というリアルな製品名をベースに、「精密気流制御」「温度管理機能」といったダイソン特有の専門用語が散りばめられていたからだ。

しかし、最もシュールなのは内容の真面目さかもしれない。馬のたてがみ用アイロンに「どんなショーリングにも対応」と書き、ネコ用エアラップには「ひげまわりのウェーブ」という実在しないニーズを丁寧に解決しようとしている。「プードル専用ドライヤーにテンションコームが付属」というシュールな仕様も、ダイソンの真面目な口調で語られると一瞬本物に見える。

最終的にダイソンはこれがエイプリルフールのジョークだと明かしつつ、「Dyson Beautyのペットレンジは架空のものかもしれないけれど、私たちの本物の美容革新は本物です」と締めくくった。

昨年の「アイブロウ」に続くダイソンのお家芸

じつは、ダイソンのエイプリルフールは今年が初めてではない。米時間2025年4月1日には眉毛専用のミニエアラップ「Dyson Airbrow」を同様のテイストで発表し、「どこで買えますか?」という問い合わせが殺到するほどの反響を呼んだ。

高品質のハードウェアに本格的なマーケティングで知られるダイソンだからこそ、毎年4月1日のジョーク発表が「信じてしまえる」という構造になっている。来年のエイプリルフールには、果たしてどんな架空の製品が登場するのだろうか…。

Dyson公式
https://www.dyson.com/content/dyson/us/en/discover/news/latest/april-fools-day-2026

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