ブレイク・ライブリー訴訟、公判直前に和解 金額非公開で終結へ


俳優のブレイク・ライブリーとジャスティン・バルドーニが、映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』(2024年)をめぐる訴訟を米時間5月4日に和解したと発表した。和解金額は非公開とされており、予定されていた公判のわずか2週間前に両者が合意に至った。(フロントロウ編集部)
公判直前の「終幕」——何が争われていたのか
訴訟は2024年12月、ブレイクがジャスティンに対し、映画の撮影中にセクシャル・ハラスメントと嫌がらせを受けたとして提訴したことに端を発する。さらに彼女は、ジャスティンが評判を傷つけようとソーシャルメディアを操作する「スミア・キャンペーン(中傷工作)」を行なったと主張した。ジャスティンはこれを否定し、ブレイクと夫のライアン・レイノルズに対し4億ドル(約600億円)の名誉毀損訴訟を反訴した。
その後、2026年4月に裁判官がブレイク側の請求13件のうち10件を棄却。ハラスメントや名誉毀損の訴えは退けられ、残る「契約違反」「報復」「報復の幇助」の3件について米時間5月18日に公判が予定されていた。ブレイクとライアンも証言台に立つことが見込まれていた。
テイラー・スウィフトのテキストも証拠に
じつはこの訴訟、セレブ間のテキストメッセージが証拠として提出されたことで、著名人同士のやり取りにも注目が集まった。なかでもブレイクが友人のテイラー・スウィフトとジャスティンについてやりとりしたメッセージが証拠として登場し、大きな話題を呼んだ。
和解声明に込められた一文「懸念は耳を傾けられるべきものだった」
しかし両者の弁護士が発表した共同声明には、見逃せない一文が盛り込まれていた。「ライブリーさんが提起した懸念は、耳を傾けられるべきものだったと認識している」とした上で、「職場における不適切な言動のない環境にコミットする」と表明。法的勝敗を問わない形で幕を閉じたこの和解が、ハリウッドの職場環境に何をもたらすのか今後も議論を呼びそうだ。












