天皇・皇后両陛下がベルギーへ 次期女王エリザベート王女が“初の国賓出迎え”


天皇皇后両陛下が、オランダに続いてベルギーを公式訪問された。日本とベルギーの外交関係樹立160周年に合わせた訪問で、出迎えたのは、ベルギー王室の王位継承順位第1位であるエリザベート王女。同王女が国賓を出迎える単独公務に臨むのは初めてだという。(フロントロウ編集部)
オランダに続きベルギーへ
海外王室メディアなどによると、天皇皇后両陛下は6月20日、公式訪問していたオランダを発ち、ブリュッセル近郊の空港に到着された。
今回の訪問は、日本とベルギーの外交関係樹立160周年に合わせた公式訪問。両陛下がベルギーを訪問されるのは1999年以来27年ぶりで、長年にわたる両国の友好の歴史を象徴する訪問となっている。
出迎えた次期女王エリザベート王女
空港で両陛下を出迎えたのは、ベルギー王位継承順位第1位のエリザベート王女だった。
エリザベート王女はフィリップ国王の長女で、将来、同国初の女王となる見込みの人物。報道によると、王女が国賓を出迎える公務に臨むのは、今回が初めてだという。ベルギーでは1991年の法改正により男女を問わず第1子が王位を継承できるようになっており、エリザベート王女は同国初の女王となることが見込まれている。各国の王室・皇室が世代交代の時期を迎えるなか、次世代を担う王女が、歴史ある日本との節目の訪問で重要な役割を果たしたことに、注目が集まっている。
週末は私的滞在、公式行事は23日から
到着後の週末、両陛下はベルギー王室のシエルニョン城で私的に過ごされ、6月22日にはブリュッセルのラーケン城へ移られたという。
公式行事は6月23日から始まり、歓迎式典や晩餐会などが予定されている。
今回の欧州訪問は、オランダとベルギーという2か国を続けて訪問するもの。国賓としての公式訪問は、両国の友好関係を象徴する重要な外交の機会であり、文化交流や記念行事など、さまざまな日程が組まれている。日本とベルギーは、19世紀以来160年にわたって交流を重ねてきた歴史がある。
また、両陛下の装いやお振る舞いは、訪問のたびに各国メディアの注目を集めてきた。海外の王室との交流の場では、互いへの敬意を込めた装いや、心のこもった言葉のやりとりが、国と国との友好を静かに物語る。
ヨーロッパには、ベルギーをはじめオランダ、英国、スペイン、北欧諸国など、長い歴史を持つ王室が数多く残る。日本の皇室とも折に触れて親交を重ねてきた間柄だ。長い友好の歴史を背景に、両陛下がどのような交流を重ねられるのか、そして節目の訪問がどんな場面を生むのか、日本からも温かいまなざしが注がれている。海外での両陛下のご活動は、両国の絆を未来へとつなぐ大切な一歩となる。とりわけ、次世代を担うエリザベート王女が出迎えたことは、両国の友好が次の世代へと受け継がれていくことを象徴する場面とも言える。今後の公式日程や、現地で交わされる交流の様子にも、関心が集まりそうだ。













