「ユア・ソー・ヴェイン(You’re So Vain)」で知られるグラミー賞受賞シンガーソングライターのカーリー・サイモン(83歳)が、2026年7月27日にパーキンソン病と診断され、皮膚がんの治療を受けたことを公表した。新アルバムのリリースを前に、病とともに歩む日々を率直に語っている。(フロントロウ編集部)
関節痛がきっかけで診断、外見の変化も公表
米Varietyなどが伝えたところでは、カーリーは声明の中でパーキンソン病の診断に至るまでの経緯を明かした。最初は両膝と片方の股関節の関節炎として始まり、3回の関節置換手術を受けた。それでも症状は改善せず、メイヨー・クリニックで精密検査を受けた結果、パーキンソン病と診断されたという。
また、顔の基底細胞がん(皮膚がんの一種)の治療も受けたことを明かし、手術後の外見の変化を気にして公の場を避けていたとも説明した。ここ数年露出が減っていた背景のひとつでもあったようだ。
声明の中でカーリーは自身の状況をこう語っている。「パーキンソン病は人によって異なり、予測できないこともある。あまりにも疲れて一日が始められない日もある。でも、もう少し動ける余裕があり、自分らしく思え、考え、働ける日もある。私は生きるのをやめていないし、働くのをやめていない」。
18年ぶりのアルバムを8月に届ける
米Varietyが伝えたところでは、カーリーは2026年8月14日に約18年ぶりのオリジナルフルアルバム『カムズ・イン・ウェイブス(Comes in Waves)』をリリースする予定だ。前作のオリジナルアルバムは2008年にさかのぼる。病の告白と同じタイミングでのアルバム発表には、「まだ音楽を作り続けている」というメッセージが込められているようだ。
1972年のヒット曲「ユア・ソー・ヴェイン」で広く知られ、グラミー賞を2度受賞し、半世紀以上にわたり音楽シーンに貢献してきたカーリー・サイモン。83歳となった今も、病と向き合いながら音楽制作を続けている。
















