今年2月のスーパーボウルで繰り広げたパフォーマンスが、7ヵ月後にエミー賞という形で返ってきた。バッド・バニーが、テレビ界最高峰の賞で歴史を塗り替えた。(フロントロウ編集部)
ほぼスペイン語だけで挑んだ13分
2月8日、カリフォルニア州サンタクララのリーバイス・スタジアムで行われたスーパーボウルLXのハーフタイムショー。プエルトリコ出身のバッド・バニーは、レディー・ガガとリッキー・マーティンをゲストに迎え、プエルトリコの文化や音楽を取り入れた13分間のステージを披露した。楽曲のほぼすべてがスペイン語で、スーパーボウルのハーフタイムショーとして史上初めて、スペイン語を中心に構成されたパフォーマンスとなった。また、ラテン系男性アーティストが単独でハーフタイムショーのヘッドライナーを務めるのも初めてだった。
9月5日(土)に行われた第78回クリエイティブ・アーツ・エミー賞で、「バッド・バニー スーパーボウルLX ハーフタイムショー」はノミネートされた9部門のうち7部門を受賞した。米Hollywood Reporterによると、受賞したのは優秀バラエティ・スペシャル(ライブ)賞をはじめ、監督、音楽監督、振付、サウンドミキシング、照明デザイン、テクニカルディレクションの計7部門。スーパーボウルのハーフタイムショーとしてエミー賞史上最多の7冠となり、それまでの最多記録だった2022年のスーパーボウル・ハーフタイムショーの3冠を大きく更新した。
グラミーに続く快挙
今回が、バッド・バニーにとって初のエミー賞受賞となる。今年2月には、アルバム『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』がグラミー賞の年間最優秀アルバム賞をスペイン語作品として初めて受賞する快挙を達成していた。スーパーボウルのハーフタイムショーでの歴史的なパフォーマンスに続く、エミー賞7冠。2026年のバッド・バニーは、ラテン音楽の歴史を塗り替え続けている。



















