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売上の75%を寄付へ。ラッシュ『チャリティポット』が再登場

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BY FRONTROW Editorial Dept.
売上の75%を寄付へ。ラッシュ『チャリティポット』が再登場
画像提供:ラッシュジャパン

英国発のナチュラルコスメブランド、ラッシュ(LUSH)のボディローション『チャリティポット』が9月17日に発売された。2024年にいったん販売を終えた商品で、消費税を除く売上の75%が草の根団体の活動資金になる。(フロントロウ編集部)

ラッシュのボディローション『チャリティポット』
画像提供:ラッシュジャパン

客と支援団体の声で再販が決まった

『チャリティポット』は、「人権擁護」「動物の権利擁護」「環境保護」の3分野で活動する団体やプロジェクトに売上を助成する仕組みの商品だ。2024年に販売を終了したが、購入者と支援先の団体の双方から再販を求める声が寄せられ、今回の復活につながった。

ラッシュの共同創立者で商品開発者のロウィーナ・バードは、この商品が惜しまれた理由をチャリティの側面だけに置いていない。

「『チャリティポット』が惜しまれていたのは、社会に変化を生み出してきたからだけでなく、何よりもローションとして素晴らしい商品だったからだと思います」

中身は、フェアトレードのカカオバターとオリーブオイルで肌をしっとりと柔らかく整え、モリンガオイルとアロエジェルでみずみずしさを保つ処方。香りはイランイランとローズウッドだ。価格は95gで2,100円(税込)。全国のLUSH店舗、公式オンラインストア、公式アプリで販売している。LUSH SPA新宿店とLUSH 神戸三宮店、公式アプリでは9月15日から先行発売されていた。

『チャリティポット』の商品・使用イメージ
画像提供:ラッシュジャパン

目標100万ポンドが8,000万ポンドに

『チャリティポット』が生まれたのは2007年。共同創立者でCEOのマーク・コンスタンティンが開発した当初の目標は、草の根団体の支援に100万ポンド(約2億1,000万円)を集めることだった。

2026年9月15日時点で、この商品による累計助成額は8,000万ポンド(約168億円)、件数は1万7,000件を超えている。日本国内でも820件以上、8.6億円の支援につながった。助成先には、LGBTQIA+の権利擁護や難民・移民支援、動物実験反対の活動、気候変動対策や生物多様性の保全などが含まれる。

ラッシュ全体では、さまざまな商品を通じた寄付・助成の累計が2024年8月に1億ポンド(約210億円)を超えた。その大部分を支えてきたのが『チャリティポット』だ。

「ひとつの課題」に絞った商品も並行

1億ポンドという節目のあと、ラッシュは寄付のあり方を見直し、特定の社会課題に焦点を絞った商品も展開している。コンスタンティンは、誰もが理解して賛同できる、明確なメッセージを届けたいという考えを示している。

その代表例が『サマーフルーツ』ソープ。2024年にガザ地区の子どもたちのメンタルヘルス支援を目的に発売され、単一の課題に絞った商品として同社で過去最大の販売実績を記録した。2025年の再販時には、ガザ地区で負傷した人々への義肢・義足サービスの提供を準備する医療支援団体などに売上が寄付された。

今後は、幅広い分野を支える『チャリティポット』と、課題を絞った商品の2本立てで支援を続けていくという。

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