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耳はボタン、針は笹の葉。セイコーが“パンダ好き専用”の腕時計を限定発売

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BY FRONTROW Editorial Dept.
耳はボタン、針は笹の葉。セイコーが“パンダ好き専用”の腕時計を限定発売
画像提供:セイコーウオッチ

白と黒の文字盤の腕時計は「パンダウオッチ」と呼ばれることがある。けれど、本当にパンダに見えるだろうか? そんな疑問から生まれたセイコーの限定モデルが、11月7日に発売される。(フロントロウ編集部)

セイコーのパンダウオッチ ホワイトダイヤルとピンクダイヤル
画像提供:セイコーウオッチ

デザイナーの自問から始まった

発売されるのは「<セイコー パワーデザインプロジェクト>コレクション2 限定モデル」。白と黒のダイヤルを持つ時計を指す「パンダウオッチ」は世の中に数多くあるが、デザインを担当した酒井清隆は「世の中のパンダウオッチは、実はパンダに似ていないのではないか」と考えたという。そこで、パンダらしさがどんな要素でできているのかを研究し、パンダを愛する人に向けた1本として企画した。

酒井は2012年にセイコーウオッチに入社し、国内外向けの腕時計を手掛けてきたデザイナー。現在はグランドセイコーのプロダクトデザインを担当している。

顔だけでなく背中まで

ダイヤルには放射状の型打ち模様を入れ、フサフサとした毛並みを表した。たれ目形状のサブダイヤルと6時位置の鼻と口が愛らしい表情をつくり、時分針はパンダの好物である笹の葉の形をしている。

ケースの上に並ぶ、くぼみのある二つのボタンはパンダの両耳。見た目だけの飾りではなく、ストップウオッチの操作を担う。

パンダウオッチのダイヤル外周に入ったSASAMETERの表記
画像提供:セイコーウオッチ

遊び心がもっとも表れているのが、ダイヤル外周のタキメーター。1kmを通過するのにかかった時間から時速を読み取る機能だが、笹にちなんで「SASAMETER(ササメーター)」と表記されている。使い方は通常のタキメーターと同じで、仮にパンダが全速力で2分間走れば、パンダの最高時速と言われている時速30kmを計測できる計算だ。

パンダの背中としっぽをデザインしたパンダウオッチの裏ぶた
画像提供:セイコーウオッチ

裏ぶたには、哀愁漂うパンダの背中としっぽが描かれ、しっぽの上に「LIMITED EDITION」の文字が入る。ダイヤルと同系色の牛皮革ストラップには、毛並みを思わせるスエード調の素材を一部に組み合わせた。

7本の中から選ばれて製品化

「パワーデザインプロジェクト」は、セイコーウオッチのデザイナーが主体となって取り組むプロジェクト。2001年に発足し、2009年まで続いたのち、2022年に13年ぶりに復活した。2024年は「鉄道時計」や「ダイバーズウオッチ」といった、セイコーのヘリテージである「専用腕時計」を新たに提案するのがテーマで、デザイナーたちが愛してやまないモノをモチーフに7本の「専用すぎる腕時計」を形にした。そのなかで最も高い支持を集めたのが「パンダ好き専用腕時計」だった。

展示で発表されたホワイトダイヤルのモデル(HHK001P)に加え、製品化にあたって生まれたての赤ちゃんパンダをイメージしたピンクダイヤルのモデル(HHK002P)もラインアップした。ホワイトは全世界3,000本(うち国内300本)、ピンクは全世界2,000本(うち国内200本)の数量限定で、価格はいずれも83,600円(税込)。ケースはステンレススチールで、外径43.0mm、厚さ14.6mm。クオーツムーブメントのキャリバー8T61を搭載する。

セイコーフラッグシップサロン、セイコードリームスクエア、セイコーブティック、セイコーオンラインストアで取り扱う。

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