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「服を着てやりたかった」 アン・ハサウェイの恐竜映画、吹替収録が厳戒態勢

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「服を着てやりたかった」 アン・ハサウェイの恐竜映画、吹替収録が厳戒態勢
(C)2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

アン・ハサウェイ主演の恐竜サバイバル映画『オークストリートの異変』で、とにかく明るい安村が人生初の日本語吹替声優に挑戦。ところが収録現場は、製作を務めるJ・J・エイブラムスらしい徹底した秘密主義だった。(フロントロウ編集部)

荷物検査に極薄の台本、そしてパンツ一丁

配給の東和ピクチャーズ・東宝の発表によると、アン・ハサウェイが主演し、ユアン・マクレガーが共演する映画『オークストリートの異変』(原題:THE END OF OAK STREET)の日本語吹替キャストに、お笑い芸人のとにかく明るい安村が決まった。安村が演じるのは、主人公一家・プラット家の隣に暮らす“とにかく口うるさい隣人”メル。普段は何かと一家に口出しをしながら、街を襲う異変によって恐竜サバイバルに巻き込まれていく役どころだ。

ハリウッド大作での吹替は人生初。安村は「いつか日本語吹替声優の仕事が来るかなとは思っていたんですけども、まさか一発目がJ.J.エイブラムスの作品だとは思わなかったです。とても嬉しいです!」と喜びを語っている。

ところが、その現場が待っていたのは歓迎ムードではなかった。製作のJ・J・エイブラムスといえば、『クローバーフィールド/HAKAISHA』で作品の正体を伏せたまま話題を膨らませてみせた、ネタバレ管理の名人。今回のアフレコも厳重なセキュリティ管理のもとで行なわれ、録音・録画やメモの持ち込みは厳しく制限された。安村に渡された台本すら、自分のセリフだけが載った“極秘仕様”の極薄版。作品の全容が知らされないまま、収録は進んでいったという。

挙げ句、身ひとつになるよう求められた。安村は「この映画がとてもシークレットということで、録音・録画とかメモをするんじゃないかと疑われて、荷物検査から全部されて、服にも何か仕込んでいるんじゃないかと身ぐるみ剥がされてですね……。僕だって服を着てやりたかったですよ!寒いし、室温も服を着ている人に合わせているから寒くて。台本も薄くて、自分の出番の数ページしかないんです。こんな薄い台本初めて見ましたよ!」と、困惑まじりに収録を振り返った。持ち込みを許されたのは、トレードマークのパンツ一丁だけだったというわけだ。

アフレコに臨むとにかく明るい安村
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もっとも、共演者への敬意は本物だった。声だけの“初共演”となったアン・ハサウェイについて、安村は「『プラダを着た悪魔』の頃から本当に美しい方ですが、今回は恐竜に立ち向かう姿がとてもカッコよくて。でも、やっぱりいつも通り美しくて。画面上で、僕は声だけですけど共演できて本当に感動しました」と語り、公開を待つ観客には自身の代表的なギャグにかけて「ぜひこの夏は映画館で、想像を超える恐竜サバイバルをお楽しみください。安心してください、面白いですよ!」と太鼓判を押した。

住宅街に恐竜が出る、という夏の一本

安村がここまで口を割れないのも無理はない。『オークストリートの異変』は、平和な町オークストリートで平凡に暮らすプラット家の日常が、ある日を境に崩れていく物語だ。町では不思議な現象が起こりはじめ、やがて水道も電気も止まって外界から断絶。そこへ絶滅したはずの恐竜が現れ、住民を襲いはじめる。

メガホンを取ったのは、低予算ホラー『イット・フォローズ』で名を上げたデヴィッド・ロバート・ミッチェル。初の大作映画監督への抜擢となる。ティザー映像の段階では作品の正体がほとんど明かされず、本予告でようやく恐竜と“普通の家族”のサバイバルという構図が見えてきた。ジャングルでも孤島でもなく、見慣れた住宅街が舞台という点が、これまでの恐竜映画との違いだ。

主演のアン・ハサウェイは、今年『プラダを着た悪魔2』を社会現象級のヒットに導いたばかりで、クリストファー・ノーラン監督の『オデュッセイア』も控える。共演のユアン・マクレガーは『スター・ウォーズ』シリーズのオビ=ワン・ケノービ役でおなじみだ。そんな豪華な顔ぶれの隣で、パンツ一丁の芸人が口うるさい隣人を演じている——と考えると、この夏の一本はますます正体が読めない。

『オークストリートの異変』は、2026年8月14日(金)より日米同時公開。配給は東和ピクチャーズ・東宝。

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