ケイティ・ペリー、性的暴行疑惑で警察が捜査——ルビー・ローズが告発


女優のルビー・ローズが、歌手のケイティ・ペリーから過去に性的暴行を受けたとSNSで告発した。これを受けてオーストラリア・ビクトリア州警察が捜査を開始したことが明らかになっている。(フロントロウ編集部)
SNSへの投稿をきっかけに告発が明るみに
米Varietyなどが報じたところによると、『オレンジ・イズ・ザ・ニュー・ブラック』などへの出演で知られる女優のルビー・ローズが、SNSのThreadsに投稿を行ない、2010年にメルボルンのナイトクラブでケイティ・ペリーから性的暴行を受けたと告発した。
ルビーは、当時この経験をどう受け止めればよいかわからず、長い間ユーモアで包んで話すことしかできなかったと説明。ケイティ側からビザに関する支援を申し出られたことが、これまで沈黙を守り続けた一因になったとも述べている。その後ルビーはThreadsでより詳細な経緯を説明する投稿も行なった。
ケイティ・ペリー側は全面否定
これに対し、英HuffPost UKによると、ケイティの代理人は「SNS上で流布されているルビー・ローズの申し立ては、まったくの虚偽であり、危険で無責任な嘘だ」と全面的に否定するコメントを発表した。
また代理人は、ルビーがこれまでも複数の人物に対してSNS上で重大な申し立てを繰り返し行なっており、いずれも否定されてきた経緯があると述べている。
ケイティを巡る、これまでの主な騒動
今回の告発が注目を集める背景には、ケイティがこれまでも複数の場面で世間の議論を呼んできた経緯がある。
なかでも広く知られているのが、テイラー・スウィフトとの長年にわたる確執だ。2012〜2013年頃、バックダンサーの引き抜き問題をきっかけに両者の関係が悪化したとされ、テイラーが「Bad Blood」、ケイティが「Swish Swish」をそれぞれ発表したことで、ファンの間でも”対立の象徴”として語られつづけた。この確執は2019年、テイラーのMV「You Need to Calm Down」にケイティが出演したことで和解が確認され、一区切りとなった。
また、プロデューサーのDr.ルーク(本名:ルーカス・ゴットワルド)との仕事上の関係をめぐっても批判を受けたことがある。歌手のケシャが2014年にDr.ルークから性的暴行・ハラスメントを受けたとして提訴した裁判で、長年Dr.ルークと仕事をともにしてきたケイティが公の場での支持表明を行なわなかったとして、一部から非難の声が上がった。
さらに、パフォーマンスや映像作品を通じた文化的流用(カルチャーアプロプリエーション)への批判も、過去に複数回にわたって寄せられている。
警察が捜査を開始、ルビーは公式報告を完了
ビクトリア州警察のメルボルン性犯罪・児童虐待捜査チーム(SOCIT)は、2010年にメルボルン市内の飲食店で発生したとされる歴史的な性的暴行疑惑について捜査を進めていることを公式に認めた。「捜査が進行中のため、現時点でのコメントは控える」としている。
ルビーはその後、すべての報告書の提出を完了したと明かし、警察の要請により公の場での発言を控えることになったと説明。この状況を「かなりの安堵感がある」と表現し、回復へと向かう気持ちを示した。なお、両者はいずれも事件が起きたとされる2010年当時、20代前半だったとされて
いる。
※本記事は性暴力に関する内容を含みます。性暴力に関する相談は下記の窓口をご利用ください。
性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター:#8891
性犯罪被害相談電話:#8103












