ジミー・キンメル、スティーヴン番組終了に「打ちのめされた」ーーレイトナイト業界に危機感


ABCの人気深夜トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!」のホストであるジミー・キンメル。米時間6月1日に公開された米Vultureのインタビューで、レイトナイト業界の将来に危機感をあらわにした。スティーヴン・コルベアの番組終了を受け「打ちのめされた気分だ」と明かしたうえで、「レイトナイトは自然に死を迎えているのではない。毒を盛られているのだ」と業界の現状を痛烈に批判した。(フロントロウ編集部)
「『ザ・レイト・ショー』の終了は自分の未来を見ているようだ」
ジミーが危機感を抱くのは、CBSが『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』の終了を決定したことがきっかけだ。2025年7月に番組終了が発表され、米時間5月21日に最終回を迎えた同番組について、CBSは「年間4,000万ドル(約60億円)の赤字」を理由に挙げた。ジミーはこの説明に懐疑的で「それは作られた数字にちがいない。(2023年にはCBSがスティーヴンに5年契約を提示していたのに)わずか2年で突然そんな赤字が出るわけがない」と反論した。
ジミーが司会を務めるABCの『ジミー・キンメル・ライブ!』も2025年、チャーリー・カーク殺害事件をめぐる発言が物議を醸し、「無期限の放送休止」が発表されたことがあった。FCC委員長ブレンダン・カーやトランプ陣営からの圧力が背景にあったとの見方も広がるなか、視聴者や著名人から反発の声が上がり、番組は約1週間後に復帰した。

それだけにジミーは、自身の番組が現在も黒字だと主張しつつ、スティーヴンの番組終了について「まるで自分の未来を見ているようだ」と複雑な心境を明かした。
「自由が欲しい」——20年以上のキャリアに区切りを見据える
ジミーは「今の自分が一番求めているのは自由だ」と心境を吐露した。米Varietyによると今回の契約更新は通常の3年ではなく1年のみの延長となっており、関係者の間では「彼はずっと離れることを話していた」という声も出ているという。
21年以上にわたって深夜テレビ界を牽引してきたジミー。今回の発言は、変化を続けるレイトナイト業界の厳しい現実を改めて浮き彫りにした。












