FRONTROW

ケヴィン・スペイシー、告発から約9年 「より歓迎されている」とキャリア回復に手応え

FRONTROW Journal
BY FRONTROW Journal
ケヴィン・スペイシー、告発から約9年 「より歓迎されている」とキャリア回復に手応え
写真:AP/アフロ Kevin Spacey poses for photographers upon arrival at the premiere of the film 'De Gaulle: Tilting Iron' at the 79th international film festival, Cannes, southern France, Wednesday, May 20, 2026. (Photo by Scott A Garfitt/Invision/AP)

2017年に複数の性的暴行・性的嫌がらせの告発を受け、ハリウッドでの活動が事実上停止した俳優のケヴィン・スペイシーが、米時間6月29日にビル・マーのポッドキャストに登場し、キャリア回復の現状を語った。(フロントロウ編集部)

「歓迎されていると感じる」——9年に及ぶ孤立からの回復

 2017年の告発以来、事実上ハリウッドから締め出されてきたケヴィン・スペイシーが、コメディアン兼司会者のビル・マーがホストを務めるポッドキャスト「Club Random」に出演した。ケヴィンは「より歓迎されていると感じる。物事が、我々が望んでいた方向へ動きつつあると思う」と語り、和解をしている民事訴訟もあるものの、本人は、陪審員が判断した裁判ではすべて勝ったと強調した。

 とりわけケヴィンが言及したのが、俳優アンソニー・ラップとのニューヨーク連邦裁判所における件で、陪審はケヴィンに法的責任はないとの判断を下した。ケヴィンは「陪審員の前に出たすべての裁判で、私は勝っている」と述べた。

「小さなキッチンの火だった」——自らの行動をどう捉えているか

 問題の核心に踏み込むビル・マーの問いに対し、ケヴィンは「火が全くなかったとは言っていない。ただ、それは小さなキッチンの火であり、消火器で消せるものだった。森全体が燃え広がっているわけではない」と独自の表現で答えた。また、「多くの男性に言い寄ったことは確かだ」と認めた一方で、告発された内容すべてを認めたわけではない。

 ビルは同調しながらも、「煙がこれだけあるなら、火がまったくないとは思えない」との見解を示した上で、ケヴィンがすでに十分な代償を支払ったとも続けた。

 現在はヨーロッパ映画や低予算インディ作品への出演が続いており、ケヴィンはキャリアが回復に向かっているとの認識を示している。かつて主演した『ハウス・オブ・カード』や多数の受賞歴を持つ名優が、この先どのようなプロジェクトで再浮上するかが注目される。

MORE

FEATURE

RECOMMEND