ユナイテッド航空、機内でイヤホンをしなかった乗客を「永久追放」にできる新ルール


今年2月にユナイテッド航空が静かに追加したルールが、波紋を広げている。スマートフォンやタブレットで動画・音楽を再生する際にイヤホンを使わずに音声や動画を再生した場合、乗客を機内から降ろしたり、搭乗を一時的または永久に拒否したりできるという内容だ。(フロントロウ編集部)
利用規約の第21条に追加されていた
ユナイテッド航空が利用規約(Contract of Carriage)に新たな条項を加えたのは2026年2月27日のこと。NBC Chicagoが3月4日に報じて話題となった。対象となるルールは利用規約の『第21条(搭乗拒否)』に22番目の項目として追加されたもので、内容は『音声または映像コンテンツを聴いたり視聴したりする際にイヤホンを使用しない乗客』が対象となる。
NBC Chicagoによると、このルールはスマートフォンやタブレットなどで音楽や動画、SNSの音声付きコンテンツを再生する場合にも適用される。ルールに従わない場合、機内から降ろされたり、ユナイテッド航空の利用を一時的または永久に拒否されたりする可能性がある」という。イヤホンを忘れた場合は、在庫があれば乗務員に無料のイヤホンを求めることができる。
ユナイテッド航空は、以前から機内Wi-Fiの利用ルールでイヤホンの使用を呼びかけていたと説明。Starlinkの導入拡大を受け、イヤホン使用のルールを運送約款にも明記する好機だったとしている。
イヤホンなしの音声再生を規約で明確に禁止
機内での乗客マナーを巡っては、航空各社が対策を強化する動きが続いている。同社は今年、シカゴ・オヘア国際空港で過去最大規模となる夏季運航を計画し、1日最大750便を予定している。
日本でも新幹線や電車のなかでイヤホンなしにスマートフォンの音を出すのがマナー違反とされているが、航空会社ではイヤホン使用をマナーとして求める例はあるものの、ユナイテッド航空のように運送約款で搭乗拒否事由として明記する例は珍しい。















