キャサリン皇太子妃、秋のタータンスカートでベルファストへ!深いグリーンに込めた敬意とは?


ウィリアム皇太子とともに、英国時間10月9日に北アイルランドのベルファストを訪れたキャサリン皇太子妃。事前に公表されていなかった今回の訪問では、秋らしいタータンのスカートを主役にした装いを披露した。(フロントロウ編集部)
主役はエミリア・ウィックステッドのプリーツスカート
この日のキャサリン皇太子妃は、深いグリーンを基調にしたエミリア・ウィックステッドのタータン柄プリーツスカートに、白系のフリルブラウスを合わせた。スカートのウエストには大きなバックル付きの黒いベルトを添え、上から黒のロングコートを羽織った。
バッグはスカートと同系色のグリーンで、マルベリーの「スモール・アンバリー・サッチェル」。足元はジャンヴィト・ロッシのパンプスで仕上げた。
タータンは、キャサリン皇太子妃がこれまでも取り入れてきた柄のひとつ。2025年のクリスマス・キャロル礼拝でも、グリーンのコートの下にミュウミュウのタータンスカートを合わせていた。コートの裾からのぞく柄が、装いにクリスマスらしい華やかさを添えていた。
タータンと緑に、訪問先への敬意も?
タータンといえばスコットランドのイメージが強いが、北アイルランドにも古い生地が残されている。スコットランドの公式タータン登録簿によると、1956年に北アイルランドのダンギブン近郊で、17世紀のものとみられるタータン生地を使った衣服が発見された。衣服の様式からは1640~1650年頃と推定され、この生地の柄をもとに再現されたものが「アルスター・タータン」として知られている。
米Vogueは、タータンとアイルランドを連想させる深い緑の組み合わせに、訪問先にちなんだ装いなのでは、としている。
キャサリン皇太子妃は2025年と2026年の聖パトリックの日のパレードでも、グリーンのアレキサンダー・マックイーンのコートを着用。これまでもアイルランドゆかりの行事で、緑を取り入れてきた。
若者のホームレス問題に取り組む訪問
この日の訪問は、ウィリアム皇太子が立ち上げた、ホームレス問題の解決を目指す5年間のプロジェクト「ホームワーズ」の取り組みに光を当てるものだった。
皇太子夫妻が話を聞いたのは、ホームワーズの就労支援ネットワーク「NEON(New Employment Opportunities Network)」の関係者や若者たち。企業や支援団体が協力し、ホームレス状態にある人や、そのおそれのある人が、安定した仕事に就けるよう支援する取り組みだ。北アイルランドでは、とくに児童養護施設や里親などのもとで育った若者への支援に重点を置いている。
訪問先のひとつは、ベルファストの教会をコミュニティ施設へと生まれ変わらせるプロジェクト「ザ・コモンズ」。あいにくの雨模様のなか、皇太子夫妻は建物を見学し、若者の就労や自立を支えるために何ができるか、関係者たちと意見を交わした。
米Vogueによると、ネットワークはホームワーズのほかの拠点にも企業の参加を広げ、2028年6月までに50社の参加を目指しているという。


















