シンガーのアリアナ・グランデが、先月自身の英マンチェスター公演で起きた爆破テロの被害者のためのチャリティー・ソングをリリースした。
慈善公演で最後に歌ったカバー曲をシングル化
5月にイギリス・マンチェスターで起きた爆破テロの被害者の追悼・支援を目的に、日本時間の5日、「ワン・ラブ・マンチェスター」と題してチャリティー・コンサートを開催したシンガーのアリアナ・グランデ。
彼女の呼びかけに賛同した豪華アーティストが多数登場したステージで、アリアナが涙を流しながら熱唱した 映画『オズの魔法使い』に登場する名曲「虹の彼方に」が、今日になり、チャリティー・ソングとして正式にリリースされた。
公演でのライヴ音源を収録した同曲は、iTunes、Apple Music、Spotify、Tidalの主要音楽配信サイトでダウンロードが可能に。収益の全てがテロの被害者とその家族の支援を行う「ウィー・ラヴ・マンチェスター緊急支援基金」に送られる。
チャリティー・ソングはこれで2曲目
アリアナは、事件後すぐに自身の2015年のヒット曲「ワン・ラスト・タイム」をチャリティ・ソングとして再リリースしており、今回の名曲「虹の彼方に」2曲目のチャリティ・ソングとなる。「ワン・ラスト・タイム」は現在イギリスのiTunesチャートのトップに浮上しており、「虹の彼方に」も支援基金集めに大きく貢献することが予想される。