「ヴィンテージ」Tシャツで大炎上
人気のカリスマ姉妹のケンダル&カイリー・ジェンナーが、自身のブランドKENDALL + KYLIEで、有名ラッパーやアーティストの上に自分たちの顔がプリントされたTシャツを「ヴィンテージ」Tシャツと発売し、大炎上。結果Tシャツはブランド側はすべて取り下げ、姉妹は謝罪する結果に。
2パックのカメラマンが姉妹を訴える
今回のTシャツコレクションには、25歳でこの世を去った伝説的ラッパーの2パックの写真も使用されている。これに対し、この写真を撮ったカメラマンのマイケル・ミラーが、この写真の使用許可は出していないと主張し、2人を訴える事態に。
マイケルは、もしブランド側が使用許可を頼んできたとしても許可を出すことはなかったと話し、さらに、Tシャツはすべて取り下げられたが、取り下げる前の売り上げ金を支払うことを要求している。
これに対しジェンナ-姉妹は
この訴訟に対し、ジェンナー姉妹の代理人であるトッド・ウィルソンは、マイケルが主張していることは、「映画に出ている俳優を訴えることと同じ。なぜならケンダルとカイリーはデザインをしていないから」と反論している。
さまざまな人から批判の声が
一般の人がツイッターやインスタグラムで姉妹に対して批判の声をあげる中、セレブ界でも黙ってられない人たちが。
シンガーのケリー・オズボーンは、ケンダルとカイリーがプリントされた上に、中指を立てる自身の写真を加え合成したTシャツを「#今の気分」とインスタグラムにアップ。
ケンダルとも交流のある故マイケル・ジャクソンの娘パリス・ジャクソンは、ツイッターで「レッド・ツェッペリン、ドアーズやピンク・フロイドは今の私を作ってくれた人たちなの。だからこの「ファッション」を見て見ぬふりはできない。彼らのようなレジェンドは、音楽の世界だけでなく、私たちの世界を変えて来た人たちよ。彼はリスペクトに値するはずだし、このような扱いは受けるべきじゃない」と痛烈に批判。
Tシャツのデザインで炎上したことに対し姉妹は謝罪のコメントを発表したけれど、2パックのカメラマンに訴えられたことに対しては、今のところ沈黙を貫いている。