今月、中国で毎年恒例のファッションショーが行われた人気下着ブランドのヴィクトリアズ・シークレット(以下ヴィクシー)。ショーのために鍛えられた美ボディをランウェイで見せ、大きな歓声を浴びていたモデルたちの影で、ある1人の女性が声をあげた。

©instagram/tabriamajors
それは、ブルックリン在住のプラスサイズモデルのタブリア・メジャーズ。カーヴィーなボディの持ち主で、現在モデルとして活躍しているタブリアは自身のインスタグラムに、ヴィクシーのモデルと、同じ下着を身に付けた自分の写真を並べたものを投稿した。

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コメントには、「今年のハロウィンにはヴィクシーのエンジェルになろうかしら。だって現実では無理だから(笑)。ヴィクシーのお気に入りの下着と写真へのオマージュよ、カーヴィーな体型の女の子だって、普通サイズのモデルと同じように、下着を着こなせるんだから」と書いたタブリア。
カナダのHuffington Postのインタビューでタブリアは、「メディアでもっと多様性についての議論を交わしてほしいの」と話した。
つい最近も、人気プラスサイズモデルのアシュリー・グラハムが、ヴィクシーはもっと多様性を重視するべきだともとれる投稿をしたばかり。

人種に関しての多様性で今まで批判されてきたヴィクシーも、今年はさまざまな人種のモデルを起用していたけれど、プラスサイズモデルは1人も起用されなかった。現在このような声が相次いでいるなか、ブランド側がどのような対応を見せるのか注目集まっている。