『セサミストリート』を連想させるパペットによる過激なシーンが波紋を呼んでいる映画『ザ・ハッピータイム・マーダーズ(The Happytime Murders)』が、本家本元のセサミストリート側から訴訟を起こされた一件で声明文を発表した。

訴訟沙汰に“パペット弁護士”が対応

 世界中から愛される子供向けの教育番組『セサミストリート』のパペットを生んだジム・ヘンソン氏の息子ブライアン・ヘンソンが監督を務める、R指定映画『ザ・ハッピータイム・マーダーズ(The Happytime Murders)』が公開前から様々な理由で世間をザワつかせている。

画像1: 訴訟沙汰に“パペット弁護士”が対応

 人間とパペットが共存する架空の裏社会を舞台にした本作では、主演を務める人気コメディ女優のメリッサ・マッカーシーがパペットとドラッグを吸引したり、パペット同士が性行為をしたり、とにかくやりたい放題。このほかにもパペットの売春婦が登場するシーンや、パペットの頭が銃で打ち抜かれるショッキングな描写もあり、予告編を見ただけでかなり過激な内容であることがわかる。

画像2: 訴訟沙汰に“パペット弁護士”が対応

 しかし、これに「待った」をかけたのが、本作に登場するパペットの“元になった”といってもいい『セサミストリート』の制作に携わる非営利団体セサミ・ワークショップ。子供向けの教育番組である『セサミストリート』の健全なイメージを損ないかねない内容に怒り心頭の同団体は、「『セサミストリート』を彷彿とさせる表現と描写の排除」を求めて映画の制作会社STXエンターテインメントを提訴。

 そんな本家本元からの訴えに対し、先日、同制作会社の顧問“パペット”弁護士のフレッドが代理で声明文を発表。

画像: パペット弁護士のフレッド。 ©STX ENTERTAINMENT

パペット弁護士のフレッド。
©STX ENTERTAINMENT

 「映画のおもしろさを『セサミ・ストリート』側に理解してもらえなかったことに失望している」としたうえで、もしも本当に訴訟沙汰になった場合「法的立場には自信がある」と、強気の発言で真っ向からたたかう姿勢を見せた。

 賛否両論を呼んでいる映画『ザ・ハッピータイム・マーダーズ』の予告動画はコチラ。

※本作はR指定映画です。予告動画を視聴するには、年齢確認のためYouTubeのアカウントにログインをする必要があります。

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