セレブも支援を表明
現地時間6月30日、アメリカで不法移民の子どもたちが親から引き離され、不当な処遇を受けていることに対する抗議デモが全米各地で開催。「家族は一緒にいるべき」を合言葉に行われた「ファミリーズ・ビロング・トゥギャザー・マーチ(Families Belong Together March)」に多数のセレブも参加し、支援を表明した。
エンタメの聖地ロサンゼルスで行われたデモの会場には、6月14日に72歳を迎えたドナルド・トランプ米大統領への誕生日プレゼントと皮肉的に銘打って、アメリカ自由人権協会に約3,200万円を寄付した、シンガーのジョン・レジェンドとモデルのクリッシー・テイゲン夫妻の姿も。
クリッシーは 今年5月に誕生したばかりの長男マイルス君を抱えたままスピーチを行い、ジョンは新曲「プリーチ(Preach)」を観客の前で初披露した。
以下、抗議デモに参加したセレブ。
ドラマ『アグリー・ベティ』の女優アメリカ・フェレーラ&シンガーのアリシア・キーズ
シンガー兼女優のシェール
映画『ブラックパンサー』の主演俳優チャドウィック・ボーズマン
Netflix配信の大ヒットドラマ『ストレンジャー・シングス』の俳優ジョー・キーリー
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の女優ローラ・ダーン
仕事などの都合でデモに参加することができなかったセレブからも、SNS上で支援を表明する声が相次いだ。
シンガーのセレーナ・ゴメス
「安全を求めてこの国に来た家族たちに必要なのは拘留ではなく、保護、理解、機会です。これは政治的な問題ではなく、道徳的な問題です」
Families seeking safety in our country need protection, understanding and opportunity, not detention. This is a moral choice, not a political one. #keepfamiliestogether #june30
— Selena Gomez (@selenagomez) 2018年6月30日
映画『ワンダーウーマン』の女優ガル・ガドット
「この写真を見て心を打ち砕かれたわ。この少女が一体どんな気持ちか想像できる?どんなに怖かったと思う?この写真に写っているものすべてが間違っている」
移民親子引き離し問題への国内外からの強い反発をうけて、6月末にトランプ大統領は引き離しを停止するための大統領令に署名。しかし、その後約1週間で親と再会した子どもはたったの6人で、現在も2,000人以上の子どもたちが親と引き離されたまま別の施設に収容されている。(フロントロウ編集部)