7月下旬、薬物の過剰摂取により自宅で意識不明の状態で発見され、病院緊急搬送されたシンガーのデミ・ロヴァート。
ロサンゼルス市内の病院を退院後、そのまま薬物やアルコール依存において国内トップクラスと言われるカリフォルニア郊外のリハビリ施設へと向かい、治療に専念している彼女について、セレーナ・ゴメスが初めて口を開いた。
2002年に子供向け番組『バーニー&フレンズ』で共演したことがきっかけで知り合ったセレーナとデミは、何度か不仲説などがささやかれながらも、お互いが辛いときにはサポートし合う15年来の親友として知られている。
デミの命が危険に晒されたという報道を受け、かなり取り乱していたと伝えられたセレーナは、たくさんのセレブからデミへのコメントが相次ぐなか、これまであえて公には言葉を発してこなかった。
そんなセレーナが、米ELLEとのインタビューで、デミへの想いを吐露。複雑な胸中を言葉少なに語った。
デミが薬物過剰摂取騒動を起こした後、彼女に直接連絡したことを明かしたセレーナは、「私が言えるのは、個人的に連絡したっていうことだけ。公にメッセージを送る気にはなれなかった」とほかのセレブたちのようにSNSなどを通じてコメントしなかった理由を告白。
少し言葉を詰まらせながら、「私は彼女のことが大好き…。だって私たち7歳の時からお互いのことを知っているんだもの。だから…私に言えるのはそれだけ」と、あえてデミとの会話の内容は明かさず、どんな言葉をかけたかなどについては伏せることで、デミのプライバシーを尊重した。
2017年の夏、セレーナが持病である全身エリテマトーデスという自己免疫疾患の治療の一環として腎臓移植手術を受けたことを公表した際、「彼女はとても強い女性だと思うわ。とても嬉しいし彼女のことを誇りに思う」とセレーナを称賛しエールを送っていたデミ。
今度は、セレーナがデミの回復を心から願い、エールを送るという立場逆転となった。
現在は、事態の深刻さを真摯に受け止め、リハビリに全力で励んでいるというデミ。直接声を届けてくれた親友のセレーナの存在は彼女にとって大きな励みになっているはず。(フロントロウ編集部)