シンガーのアリアナ・グランデが、コメディ俳優のピート・デヴィッドソンとの破局・婚約解消報道から一夜明け、自身のSNSにあるメッセージを投稿。
それは、約4カ月間の短い交際に終わったピートとの別れとはまったく関係のない、彼女がゲスト出演する人気ブロードウェイミュージカル『ウィキッド』の15周年を記念特別番組『A Very Wicked Halloween(ア・ベリー・ウィキッド・ハロウィン)』に関する大事な報告だった。
インスタグラムとツイッターを同時更新したアリアナは、『A Very Wicked Halloween』の自身の出演シーンの台本の1ページを撮影した写真を公開。「人生で最もお気に入りのミュージカル作品の15年記念のお祝いに参加できることを誇りに思います。宇宙全体のみなさんのために、絶対に欠席しません」とコメントし、米現地時間の10月16日に収録が行われる同作への出演を確約した。
アリアナが公開した台本のページに記されていたのは、彼女が披露する予定の楽曲の歌詞の一部。アリアナが『ウィキッド』のメインキャラクターの1人である西の魔女エルファバが歌う劇中歌「The Wizard and I(邦題:魔法使いと私)』を歌うことが明らかになった。
アリアナは以前、2003年開演のオリジナル版で女優のイディナ・メンゼルが熱演した緑色の肌を持つ魔女エルファバ役を演じるのが夢だと語っており、昔からの目標が1つ叶うことに胸を膨らませているはず。
イディナ・メンゼルが歌う「魔法使いと私」。
9月に元恋人でラッパーのマック・ミラーが急逝して以来、エミー賞を欠席するなど、大々的なイベントなどへの参加を最小限に控えて心の平静を取り戻す努力をしてきたアリアナ。ピートとの破局が報じられる前日には、出演が予想されていたチャリティイベント「F--k Cancer」でのパフォーマンスを急遽キャンセルしていた。
以前からアリアナの『A Very Wicked Halloween』への出演を楽しみにしていたファンたちの間では、一連の騒動の余波により、アリアナの同番組への出演が立ち消えになるのではと心配の声も上がっていたが、今回の告知は、そんな不安を払拭するアリアナ本人からの嬉しい報告となった。(フロントロウ編集部)