Huluプレミア『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』で大ブレイクした女優のアン・ダウドが、「遅咲き」な自身のキャリアで学んだことを語った。(フロントロウ編集部)

「遅咲き」だからこそ言えること

 エミー賞受賞作品であるドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』で、性の道具として扱われる侍女たちを監視する憎たらしいリディア小母役を演じたアン・ダウド。

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 同役でエミー賞助演女優賞を受賞して一躍実力派女優として名を馳せたアンは、現在62歳。

 これまでドラマ『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』や映画『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』をはじめ、様々な作品に出演してきたアンだけれど、女優として脚光を浴びるようになったのは、50代を過ぎてから。

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 56歳の時に出演した映画『コンプライアンス 服従の心理』をきっかけに、キャリアが好転したというアンが、「遅咲き」したからこそ言える夢を追いかける人に聞いてほしい教訓を米Glamourに語った。

 50代を超えても女優の道を諦めなかったアンは、自分が大好きな演じることを意識し続け、大好きなことを理想で終わらせずに自分を掻き立てたことが、女優としての自分を高めてくれたという。

 山あり谷ありの長いキャリアで最も大切なこととしてアンがあげたのが、謙虚に感謝の気持ちを忘れないということ。

 「自分のエゴが野生化してしまう時ほど恐ろしいことはない」と断言するように、アンはどんな役が決まっても人生最高の出来事のように喜び、感謝することが、いつか必ず糧になると話した。

 そして最後に、「ベストの自分でい続けなくていい」とアドバイス。ベストを求められる業界でも、ベストな自分でい続けようとするのではなく、自分自身と向き合うことが、いずれ大きな力になっていくと、自分の経験に重ね合わせながら語りかけた。(フロントロウ編集部)

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