渦中のジョーディンに救いの手
家族のようなつき合いをしていた親友カイリー・ジェンナーの姉であるクロエ・カーダシアンの恋人と不貞行為におよぶという、とんでもないタブーを犯してしまったジョーディン・ウッズ。
世間では前科アリの浮気性男、トリスタン・トンプソンにそそのかされて行為におよんでしまったのだろうという見方もあるが、事件当夜は「酒に酔っていた」などと言い訳しているジョーディンは、“裏切り者”、“泥棒猫”といったレッテルを貼られている。
そんな彼女が、出演者たちが赤裸々告白を繰り出す番組として知られるトーク番組『レッド・テーブル・トーク(Red Table Talk)』に出演し、今回の騒動について、彼女側の言い分を語るらしいという説が濃厚となっているが、この決断には、俳優のウィル・スミス一家が深く関わっているようだと言われている。
というのも、この番組の司会を務めるのは、ウィルの妻で女優のジェイダ・ピンケット・スミス。そして同番組には、ウィルとジェイダの長女ウィロー・スミスも出演している。
ハリウッドきってのお騒がせセレブ一家、カーダシアン家を揺るがす一大スキャンダルの渦中にあるジョーディンには、数多くのメディアからの取材依頼が殺到しているとみられるが、そんなかジョーディンがジェイダの番組を選んだのはなぜなのだろうか?
それは、ジョーディンが、親友カイリーを通じてカーダシアン家と深い関わりをもつ以前に、ウィル一家と家族同然の関係を築いていたから。
ジョーディンとスミス家の深い絆
じつは、ジョーディンとカイリーを引き合わせたのは、ウィルの長男で俳優やラッパーとして活躍しているジェイデン・スミス。
2017年に亡くなったジョーディンの父ジョン・ウッズは、テレビ番組のサウンドエンジニアだった。ジョンとウィルは1990年代に仕事を通じて知り合い、以来家族ぐるみのつき合いに。
ジョーディンの母エリザベス・ウッズは、キッズモデルとして活動していたジョーディンのマネージャーを務めるなど、業界との繫がりも強く、現在もウィル&ジェイダ夫妻と親しくしている。
両親同士が仲が良かったことから、幼い頃からよく一緒に遊んでいたジョーディンとジェイデン。
ジョーディンとスミス家の絆を証明するかのように、ウィルは2018年7月のジェイデンの20歳の誕生日には、幼い日のジェイデンとジョーディンのツーショットをインスタグラムで公開。
さらに、その約2カ月後のジョーディンの21歳の誕生日には幼いジョーディンを抱く自身の写真を公開し「誕生日おめでとう、ジョーディー! 君のすべてを誇りに思うし、これからの君の将来にも期待してる!」とコメントしていた。
ジョーディンとカイリーの出会い
ティーンエイジャーになっても仲が良く、よくつるんでいたジェイデンとジョーディン。
当時、中学で知り合ったカイリーとロマンス説が浮上するほど親しくしていたジェイデンは、2012年のある日、彼女の自宅で過ごしていた際、自分の幼なじみであるジョーディンを呼んでもいいかと提案。
ジョーディンを誘うことを承諾したカイリーは、「彼女のこと、あまりよく知らないけど…」と不安に思いながらも、ふらりと現れたジョーディンと意気投合。まるで運命のような出会いを果たした2人は、それ以来、どんな時もお互いを支え合う無二の親友となった。
この時の出来事について、カイリーは、ジョーディンと一緒に登場し、ファンからのさまざまな質問に答えた動画の中でこんな風に振り返っていた。
「(ジョーディンにむかって)あの時、あなたが私の携帯に自分の名前と電話番号を登録してくれたんだよね。最後に紫色のハートの絵文字を添えて。そのハートは今でも変わらず私のスマホに残ってるよ」
10代の頃から苦楽を共にしてきた親友のカイリーや、カイリーを通じて自らを家族の一員のように扱い、キャリアもサポートしてくれたカーダシアン家のメンバーを裏切ってしまったジョーディン。
ウィルの妻ジェイダは、取り返しのつかない過ちを犯したジョーディンが、カーダシアン家との関係を修復するために何とか間に入ることはできないかと、今回ジョーディンに自身の番組への出演をオファーしたと言われている。
『レッド・テーブル・トーク(Red TableTalk)』のツイッターでは、ジョーディンのインタビューが米現地時間の3月1日(金)に放送されることが告知されている。
ジョーディンはカーダシアン家が出演するリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』に出演するにあたって機密保持契約を結んでいる可能性があり、その上で内情を話すと契約違反となるとも言われているが、幼い頃からの自身をよく知るジェイダらの前で、ジョーディンは一体、何を語るのだろうか。(フロントロウ編集部)