ルイとゼインの関係は改善していなかった
先日、2016年に他界した母親ジョアンナに捧げた新曲「トゥー・オブ・アス」をリリースしたワン・ダイレクションのルイ・トムリンソンが、元メンバーのゼイン・マリクとの現在の関係について口にした。
以前から不仲説が囁かれているルイとゼインだが、2017年にルイの母ジョアンナが遺した最期の望みがゼインと仲直りすることだったため、ルイはゼインとは「仲直りしてからは、まるで兄弟のような関係だ」と口にしていたが、ここにきてこれを裏返す発言をしている。
ルイがポッドキャスト番組『The Dan Wootton Interview』に出演した際に、ゼインとの関係を「本当のことを言うと、良くなったことがない」と語り、確執が消えていなかったことを告白。
2人の関係が改善しなかった大きな原因として、1Dを結成したオーディション番組『Xファクター』でゲストジャッジを務めるルイが、2016年に同番組で今は亡き母親に捧げたパフォーマンスにゼインが姿を見せなかったことにあると語った。
「母を亡くしてからゼインと何回か電話で会話した。その時にメンバー全員が僕のパフォーマンスに来てくれると約束してくれたんだけど、ゼインは来なかったんだ。それはかなりウザかった」
ルイがスティーヴ・アオキとパフォーマンスした「ジャスト・ホールド・オン」のパフォーマンスには、1Dのハリー・スタイルズ、リアム・ペイン、ナイル・ホーランが応援に駆けつけたが、来ると約束していたゼインは現れなかった。
「メンバー全員の顔が見たかっただけなんだ。ハリー、ナイル、リアムの顔が。あの夜は彼らのサポートだけがほしかった」と話し、この一夜の出来事が今も消えない2人の確執のしこりとなっていることを明かしたルイ。
そんなルイのインタビューでは、ゼインとの関係が良好とは呼べない状態でありながらも、「元気でやってることを願う」と、ゼインへの思いやりを見せる場面もあった。(フロントロウ編集部)
※一部曲名に誤りがあったため訂正いたしました。