シンガーのジャスティン・ビーバーが、過去に複数のDV事件を起こしているクリス・ブラウンを擁護。物議を醸している。(フロントロウ編集部)

ジャスティン・ビーバーがクリス・ブラウンを擁護

 ジャスティン・ビーバーが先日、自身のインスタグラムに「レジェンドの方程式」と書かれた写真を投稿。そこには「マイケル・ジャクソン+2パック=クリス・ブラウン」と描かれており、言わずと知れたキング・オブ・ポップと、ヒップホップ界の伝説的ラッパーである2パックを足したような才能がクリス・ブラウンにはあると評し、クリスを絶賛した。

画像: ⒸJustin Bieber/Instagram

ⒸJustin Bieber/Instagram

 また、ジャスティンはファンに向けてメッセージも添えた。

 「みんなは、ある人が死ぬまで、その人に値する名声を与えないよね。クリス・ブラウンがその長い人生を生きて旅立った時、いつも自分たちの目の前にあったものを恋しがるはずだよ。僕を信じて。自分たちが後で気づくことになるものを見てみて。彼が過去にしてしまった失敗によって、彼の才能を見過ごしてきた人たち…、彼を再評価する必要があるよ。クリス、愛してるよ」

 そんなジャスティンの投稿にクリス本人が返信。「愛してるぜ。俺を信じてくれてありがとう」と話すクリスは、さらに別のコメントでハートの絵文字を6つ連続で投稿し、ジャスティンへの愛を炸裂させた。

画像: ジャスティンはクリスの大ファンとしても知られ、ジャスティンのデビュー当初から親交がある。

ジャスティンはクリスの大ファンとしても知られ、ジャスティンのデビュー当初から親交がある。

 しかしネット上では、DV歴があるクリスを擁護したジャスティンの投稿が炎上。ジャスティンがDVを「失敗」と呼んだことに対して「DVは失敗ではない」というフレーズが多数投稿され、「リアーナが(ジャスティンの妻の)ヘイリーだったら?」と、DV被害者を自分の身近な人だと思って事件のことを考えるよう呼びかける意見も出ている。

クリス・ブラウンが起こしたDV事件

 クリスは、2009年に当時の恋人だったシンガーのリアーナを殴った罪で逮捕。その後起訴されたクリスは、5年間の保護観察、1年間のDVカウンセリング、6ヵ月の社会奉仕活動、リアーナへの接近禁止を命じられた。そして後日流出した、クリスに殴られ腫れあがったリアーナの顔面写真は、世間のDV被害に対する理解を深めることに一役買うほどの衝撃を与えた。

 また、クリスと2011年から2014年まで交際していたモデルのカルーシェ・トランも、クリスからの脅迫行為が原因で、彼に対する接近禁止命令を求める書類を裁判所に提出。2017年にロサンゼルスの裁判所によって、クリスにカルーシェへの接近禁止が命じられた。

画像: クリスとリアーナは2009年のDV事件後も、2013年に完全破局するまで復縁と破局を繰り返した。

クリスとリアーナは2009年のDV事件後も、2013年に完全破局するまで復縁と破局を繰り返した。

音楽界のクリス・ブラウン擁護派

 DV加害者としてアンチが多いクリスだけれど、その才能を音楽界から高く評価されていることも事実。

 ジャスティンが公開した今回の写真は、ラッパーであり音楽プロデューサーのニック・キャノンが過去に制作したものであることを、ニック自身がジャスティンの投稿のコメント欄で認めている。また過去には、大物R&BシンガーのR.ケリーもクリスのことを「間違いなくスーパースターだ」「彼にはマイケル・ジャクソン的な要素がある」と絶賛したり、ジャスティンを発掘したシンガーのアッシャーも、「ここまでの才能は長い間見てこなかった」とクリスを評価したりと、彼を支持するアーティストは多い。

 さらに、2009年のDV事件から時間が経つにつれ、2014年に米Rolling Stoneでクリスを擁護したプリンスや、「彼は善人です」と2015年に英The Sunに発言したシンガーのリタ・オラなど、クリスへの許しを求めるアーティストは徐々に増えている。被害者のリアーナでさえもクリスと交流があると言われており、「後ろにさがる必要はない」と、過去に縛られるべきではないととれる発言をしている。

画像: 2014年のiHeartRadio Music Festivalで共演したアッシャーとクリス。

2014年のiHeartRadio Music Festivalで共演したアッシャーとクリス。

 そんな“クリス擁護派”に、以前からクリスを慕ってきたジャスティンが今回参入。

 とは言え、クリスにDV被害を受けたとする女性はリアーナだけではなく、その1人だったカルーシェがクリスに対する接近禁止命令を取得したのは2017年と、ごく最近のこと。そのため、クリスやクリスを擁護する人々への風当たりはまだまだ強く、今回のジャスティンの投稿にも反対意見が多く集まっている。(フロントロウ編集部)

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