ディズニーの大先輩から難癖
先日行われたメットガラ(Met Gala)にディズニーアニメ『シンデレラ』をオマージュしたハイテクドレスで登場し、世間をあっと言わせたディズニー・チャンネル出身の女優ゼンデイヤ。
レッドカーペット上では、“魔法使いに杖で魔法をかけられたシンデレラが、舞踏会の最中に魔法が解けそうになり、走ってその場を去るも、ガラスの靴を忘れる”という映画の名シーンを再現したパフォーマンスを披露して絶賛された。
しかし、そんなゼンデイヤのメットガラでの姿に、あるディズニー・チャンネル出身のセレブから難癖が…。
その人物とは、現在はおもにリアリティ番組などに出演している女優のリンジー・ローハン。
リンジーといえば、今でこそ“元祖お騒がせセレブ”というイメージが定着しているが、れっきとしたディズニーチャンネル出身のセレブ。
1998年に公開されたディズニー映画『ファミリー・ゲーム/双子の天使』でスクリーンデビューを飾った彼女は、2003年には自身を一躍ティーンの憧れへと押し上げた映画『フォーチューン・クッキー』が公開、そして2005年公開の『ハービー/機械じかけのキューピッド』に主演するなど、ディズニー・チャンネル作品に立て続けに出演した。
あの人のドレスに激似?
ゼンデイヤの今回のメットガラでの装いには、一部で、2016年に女優のクレア・デインズが同イベントで披露して、同じく「シンデレラのよう」と好評を博したデザイナーのザック・ポーゼンによる“光るドレス”とそっくりだとの声も。
彼女の大先輩にあたるリンジーは、その意見に賛同したようで、ディズニー関連情報を紹介するあるインスタグラムが投稿した、メットガラでのゼンデイヤの姿とシンデレラが魔法にかけられるシーンを比較した写真にこんなコメントを残した。
「これはもう前にクレア・デインズがザック・ポーゼンと一緒にやったじゃない」
さらにリンジーは、まるで告げ口をするかのように、クレアのアカウントに宛てて、こうも発言。ゼンデイヤの名前は出さなかったものの、かなり語気の荒い言い方で嫌味っぽいコメントを残した。
「クレア、あなたのあのドレス姿はすごく美しかったわ。まさか、あなたの上品さを超えられると思う人がいるなんて、信じられない。絶対ありえない」
大先輩から、思いもよらないケンカを吹っかけられてしまったゼンデイヤだが、現時点ではリンジーのディスを完全スルー。インスタグラムストーリーでファンたちが描いてくれたメットガラでの自分の姿のイラストをシェアするなど、ただただ余韻に浸っているよう。
ゼンデイヤのメットガラでの一連のパフォーマンスには、“魔法が解ける”というシチュエーションにかけて、魔法の王国である“ディズニーからの卒業“という意味が込められていたとイベント後に本人が明かしている。彼女は、今、そんな熱い想いを反映したプロジェクトが大成功に終わったことを噛みしめている最中。周囲からの雑音は一切耳に入ってこないのかもしれない。(フロントロウ編集部)