シンガーのホールジーは、そのハスキーで力強い歌声が人気を集める歌姫。クールなスタイルが印象的な彼女は、過去には女性特有の病気で壮絶な経験をしたことが。
その経験を引き起こしたのは、子宮内膜症。
この病気は、子宮の中にしか存在しない組織が、卵巣、腹膜など子宮以外のところで増殖や剥離を繰り返すもの。ホールジーはこの病気によって、20歳のころに、なんとライブ中に流産するという肉体的にも精神的にも辛い経験をしたことが。
また、子宮内膜症は不妊に繋がることも多く、ホールジーは今年の夏に卵子凍結を行なう予定だった。しかし、その計画が中止になったという。
なぜなら、過去に行なってきた治療や生活スタイルの変化によって、彼女の担当医は、ホールジーはもう自然に妊娠できる、と判断したから。
その嬉しいニュースを伝えられた時の心境を、ホールジーは米Rolling Stoneにこう語る。
「それを聞いた時、『待って、今なんて言ったの?今、私は子供を持つことができるって言った?』てかんじだった。まさに、末期の病気を告げられた時と正反対ってかんじだった。泣きながらママに電話したの」
子供を産みたいという長年の夢に1歩近づいたホールジーは、「3作目のアルバムを出す必要ないね。だって私は、これから赤ちゃんを授かるんだから!」と喜びを爆発させた。(フロントロウ編集部)