映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』でスコット・ラング(アントマン)の愛娘キャシーを演じたエマ・ファーマンが、撮影中にマーベル・スタジオのセキュリティチームからお叱りを受けたエピソードを語った。(フロントロウ編集部)

夕焼けが原因でトラブルに巻き込まれる

 『アベンジャーズ』シリーズ最終章として、多くのキャラクターの“エンディング”が描かれた映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品のなかでも、とくにネタバレに厳しかった映画。

画像1: 夕焼けが原因でトラブルに巻き込まれる

 公開前には、ルッソ監督が直々にネタバレをしないように警告したほか、悪名高き“ネタバレ王”の異名を持つハルク役マーク・ラファロやスパイダーマン役トム・ホランドは、その言動すべてが今まで以上に警戒された。

 マーベル・スタジオのネタバレ防止の徹底ぶりには、これまで数多くの大作に出演してきたジュード・ロウも仰天していたほど。

 そんななか、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、スコット・ラング(アントマン)の“5年後”の愛娘キャシーを演じたエマ・ファーマンが、ネタバレ厳禁なマーベルからお叱りを受けていたことを米Comicbook.comのインタビューで明かした。

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 撮影地である米ジョージア州アトランタで撮影をしていたエマは、当時、『アベンジャーズ』シリーズにキャスティングされたことさえ口外禁止の状態だった。とはいえ、ファンの間ではすでにエマの出演のウワサは流れていた。

 こうした状況のなか、撮影現場のアトランタで美しい夕焼けを発見したエマは、それを写真に収め、ジョージア州アトランタとだけ場所をタグづけし、自身のインスタグラムストーリーに投稿した。

 その翌日、マーベル・スタジオのセキュリティ部長がエマのトレーラーにやってくると、夕焼けですらSNSに投稿してはいけないと警告されたそう。

 「『エンドゲーム』の撮影をしているなんて言うつもりは一切ないって言ったけど、セキュリティチームは、『わかっている。今日この話をしなきゃいけないのは君だけじゃない。だけど、どこで撮影しているのか嗅ぎまわっている電話が殺到しているんだ』って言われた時に、『ワオ、まじなんだ』って驚いた。この時はじめてマーベルの偉大さと、影響力の大きさを実感した」

 小さなヒントも逃さない探偵レベルの推理力を持つコアなファンが多いMCU。エマは、そんな作品に出演することの大きさをSNSに投稿したたった1枚の写真で実感したことを明かした。(フロントロウ編集部)

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