クエンティン・タランティーノ監督による最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で、再び大きなスポットライトが当たった殺人カルト集団を率いたチャールズ・マンソン。彼らが実際に殺人を犯した住宅が現在、売りに出されている。(フロントロウ編集部)

マンソンファミリーの殺害現場が売りに

 レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットがW主演し、マーゴット・ロビーが60年代に人気を博した大女優の故シャロン・テイトを演じる映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が、8月30日に日本公開される。

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 クエンティン・タランティーノ監督の9作目となる長編映画は、豪華な出演者に注目が集まるなか、主軸となるストーリーと平行して1969年に実際に起きたチャールズ・マンソン率いるカルト集団による連続殺人事件が描かれることでも話題に。

 40年前に世界を震撼させた殺人事件が再びスポットライトを浴びることになった今、マンソンファミリーが血で染めた殺害現場の家が、映画の全米公開と重なるタイミングで21年ぶりに不動産市場に戻ってきた。

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 米ロサンゼルスのロスフェリスにある、2ベッドルームとこぢんまりとしながらもプール・サウナつきで複数のテラスと広めのガレージがついている住宅は、198万ドル(約2億1,400万円)で売り出されている。

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 この一軒家は、マンソンファミリーが妊娠中のシャロン・テイトを殺害した翌日に殺害したラビアンカ夫妻が暮らしていた場所であり、事件当時、家の中には彼らの血で狂気なメッセージが描かれていた。

 そんな歴史がある住宅を売り出すにあたり、現地不動産はあえてマンソンファミリーによる殺害現場だったことを明記し、それでも売却してくれる人を探しているという。(フロントロウ編集部)

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