絵文字をよく使う人はセックスの数も多め
海外ティーンの間では絵文字だけで会話が成り立つこともあったり、本来の使い方とは違う方法で使われたりするなど、多様な表現方法として使われる「絵文字」。
そんな絵文字に関するある研究によって、恋愛の傾向が明らかになった。
米科学ジャーナルPLOS Oneに掲載された“恋愛におけるデジタルコミュニケーションでの絵文字の影響”という論文によると、テキストメッセージにおいて非言語の文字が少ないと、会話の質が低下するという。
前の世代では、興味のある相手とは直接会っていたため、ボディランゲージや声、ボディタッチ、さらに相手が周囲にどんな態度で接するかなどを観察して相手を見定めていたが、現代の恋愛はテキストメッセージやチャットを通して最初のコミュニケーションを取ることが多いため、研究者は、言葉よりも親密な気持ちになりやすい絵文字が恋愛に効果的だとしている。
「絵文字をよく使うということは気持ちがこもっているという現れです。さらに絵文字は、感情表現として恋愛やセクシャルな状況に大きく影響するだろう」という研究者の予想どおり、5,000人以上の独身の人々のなかで日常的に絵文字を使用する人のほうが使用しない人より初デートに行く回数が多く、性交の頻度も高かった。
さらに、PLOS Oneに掲載された別のけんきゅによると、絵文字の使用は連絡を取り続けることにも効果的で、絵文字をよく使う人は初デートから2回目のデートに発展することも多かったといい、恋愛において直接会う前に絵文字を使ったテキストメッセージを使う人は、親密になりやすく、長い付き合いになることも期待できるという。
言葉以上に感情を揺さぶる絵文字。気になる人にもっと絵文字を使ってみたら、良いことがあるかもしれない。(フロントロウ編集部)