“新恋人”とのバケーションにちなんだタトゥー
俳優のリアム・ヘムズワースとのスピード離婚劇が世間を騒がせているシンガーのマイリー・サイラスが、新たなタトゥーをゲットした。
全身に数えきれないほどのタトゥーが入っているマイリーが、新たに腕の側面に入れたのは、“新恋人”と噂されるリアリティスターのケイトリン・カーターとの熱烈キスが激写されたイタリアでの休暇にちなんだタトゥー。
ケイトリンがイタリア休暇中に公開したインスタグラムの投稿に登場したマイリー。
マイリー御用達のタトゥーアーティスト、ドクター・ウーがインスタグラムでお披露目した写真には、マイリーの腕に彫られた“ヘビに飲み込まれる子供”の姿を象ったタトゥーが。
ドクター・ウー曰く、マイリーが選んだちょっと物騒にも見えるこのモチーフは、彼女がイタリア旅行中に見つけたクールな古い彫刻を再現したものなのだそう。
モチーフの由来は?
この独特なモチーフは、じつは、13世紀にミラノを支配したヴィスコンティ家の紋章。
ミラノ市のシンボルでもあるこの紋章は、街の至る所に配されており、イタリア発の高級自動車メーカー、アルファロメオのロゴにも取り入れられている。
ヴィスコンティ家がイタリア語では「ビショーネ(biscione)」と呼ばれるこのモチーフを紋章とした由来には諸説あるが、十字軍の遠征行軍中、ヴィスコンティ家の初代「オットー・ヴィスコンティがサラセン人と決闘となり、戦利品として持ち帰った倒した相手の楯に刻まれていた紋章をヴィスコンティ家のものにしたという説と、ヴィスコンティ家の先祖が森に住む人食い大蛇を退治したという2つの説が最も有名なものとなっている。
マイリーが「見た目がクール」という理由以外で、どんな想いを込めてこのタトゥーを体に刻むことに決めたのかは明かされていないが、ケイトリンとのイタリアでの思い出やリアムとの別れに関連があることは間違いなさそう。
マイリーが新たなタトゥーをゲットしたことが判明したのは、リアムがロサンゼルス裁判所に離婚申請書類を提出したことが明らかになった直後。新タトゥーとともに心機一転といったところだろうか。(フロントロウ編集部)