メーガン妃が育児休暇から公務に正式復帰。出産後初となる公の場でのスピーチで、メーガン妃が語った「大切なこと」が胸に刺さる。(フロントロウ編集部)

育休復帰後、初のスピーチ

 5月に夫ヘンリー王子との長男アーチーを出産して以来、育休に入っていたメーガン妃が、自身が監修を手がけたアパレルコレクション「スマート・セット(Smart Set)」の発売記念に参加し、公務への正式復帰を果たした。 

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 同コレクションの白シャツと黒いスラックスを履いて、会場となったデパート、ジョン・ルイスに登場したメーガン妃は、集まった女性たちに向けて、メモを見ることもなく、堂々としたスピーチを行なった。

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画像: カプセルコレクションのアイテムを着用したモデルたちと記念撮影。

カプセルコレクションのアイテムを着用したモデルたちと記念撮影。

 自身がパトロンを務めるチャリティ団体の1つ、「スマート・ワークス(Smart Works)」を支援する目的で、友人デザイナーのミーシャ・ヌヌー、英老舗デパートのマークス&スペンサー、英大手百貨店のジョン・ルイス&パートナーズ、人気カジュアルブランドのジグソーの4つの企業とのコラボでカプセルコレクションをリリースしたメーガン妃。

 定番の黒ジャケットや白いボタンシャツ、オフィスにも着ていけるワンピース、通勤に使える大きめのヴィ―ガンレザートートといった、"働く女性の必須アイテム"ばかりで構成されたカプセルコレクション「スマート・セット」は、“ワン・フォー・ワン方式”を採用しており、一般販売されたアイテムが1つ購入されるたびに、同じ物が1つスマート・ワークスに寄付される仕組みとなる。

 未雇用の女性の就職をサポートする慈善団体であるスマート・ワークスは、就職面接用の衣服一式を提供するという画期的なサービスを行っているが、主に寄付された洋服や売れ残りの商品などで構成されている同団体施設内のクローゼットには、実用性があまり高く無いアイテムも多いそう。

 実際に施設を訪問してみて、このことに気づいたメーガン妃が、もっと利用者が使いやすいラインナップを整える方法はないかと模索した結果、辿り着いたのが、今回発表した、クラシックで実用性の高いアイテムを集めたカプセルコレクション「スマート・セット」だった。

画像: 妊娠中だった2019年1月にスマート・ワークスの施設を訪問し、クローゼットにあるアイテムで利用者の就活服をコーディネートしたメーガン妃。

妊娠中だった2019年1月にスマート・ワークスの施設を訪問し、クローゼットにあるアイテムで利用者の就活服をコーディネートしたメーガン妃。

 スピーチで、そんな「スマート・セット」誕生秘話を明かしたメーガン妃は、続けて、女性たちがお互いにサポートし合うことの大切さについてこう語った。

「女性として、お互いに支え合い、高め合うことは、100%私たちの責任だと思っています。相手を失敗させようと陥れるのではなく、成功に向かってお互いにサポートし合い、『あなたの力になりたい』と声を掛け合いましょう」

 スピーチの最後に、数時間前にオンラインでの販売がスタートしたトートバッグがすでに完売してしまったことを会場に向かう車の中で知らされて驚いたと冗談まじりに明かして笑いを誘ったメーガン妃。

 “女性同士がお互いの成功の一部となること”を目標に発足したこのプロジェクトは、今後も継続される予定で、まずは第一弾となる今回のコレクションがジョン・ルイス、マークス&スペンサー、ジグソー、ミーシャ・ヌヌーのそれぞれの店舗とオンラインストアで販売中。

 ブランドによって価格帯は異なるものの、最も手頃なものではマークス&スペンサーで販売されるワンピースが19.50ポンド(約2,600円)となっている。(フロントロウ編集部)

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