テイラーと同じ音楽出版社に
2019年内までにニューアルバムがリリースされると期待されているリアーナが、音楽のパブリッシングにおける契約を音楽出版社のソニー・ATVと交わしたことを米Varietyが報じた。
今回の動きは、キャリアを通してリアーナのパブリッシャーを担当しているジョン・プラットが、今年初めにワーナー・チャペルミュージックからソニー・ATVパブリッシングの会長兼CEOに就任したことによるもので、リアーナはプラット氏のいる会社に移るためソニー・ATVと契約。
プラット氏は、2019年に米Billboard誌が発表した音楽産業で最も影響力のビジネスパーソンを特集したPower100に選ばれた人物であり、ビヨンセとジェイ・Zとも長らく一緒に仕事をしてきた人物。
音楽出版界の大物のプラット氏は、リアーナの契約について「リアーナのことをキャリアのはじまりから知ることが出来て誇りに思っています。彼女の音楽、ファッション、慈善活動、そして思いやりのある心が、世界一のアイコンのひとりというリアーナのポジションを確立させました。彼女とソニー・ATVで再会できて光栄です」と、ソニー・ATVの公式サイトにコメントした。
今回の契約によってソニー・ATVは、リアーナがリリースしたすべての楽曲とこれからの作品のコピーライトを持つことになる。米Varietyに語った関係者によると、リアーナは数年前からポップ/R&B系とダンスミュージック系の2つのニューアルバムを制作しているといい、今回の契約は、そのうちのひとつがリリースされる前兆だという。
ソニー・ATVは、300万以上の著作権を所有・管理する業界一の音楽出版社で、フランク・シナトラ、ビートルズ、マイケル・ジャクソン、クイーンといった往年のスーパースターの音楽のコピーライトを所有するほか、レディー・ガガ、エド・シーラン、カニエ・ウェスト、テイラー・スウィフトといった数多くのトップアーティストも同社と契約している。(フロントロウ編集部)